【特集】ついに来た「全部入り」!「ARROWS Z(ISW11F)」の外観、デュアルコアCPU、WiMAXの実力をチェック!

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12月17日、ついにauの「全部入り」ハイエンド端末「ARROWS Z ISW11F」が発売されました!
発売延期があり、やきもきされた方も多いと思いますが、無事年内に発売となりました。

いつも以上に個性的な端末が揃った今回の秋冬モデルの中でも、本端末はいわゆる「ガラスマ」としてのハードスペックにおいては、間違いなくトップクラスの機種と言えるでしょう。


今回はその魅力を、じっくりとお伝えしたいと思います!




【主要スペック】
・OS:Android 2.3.5
・CPU:TI OMAP4430 デュアルコア 1.2GHz + Qualcomm MDM6600
・大きさ:64x128x10.1(mm)
・質量:約131g
・液晶:約4.3インチ (1280×720)
・カメラ:メイン13MP/サブ1.3MP
・バッテリー:1460mAh
・内蔵ストレージ:4GB/メモリ2GB
・おサイフケータイ/ワンセグ/赤外線通信/WiMAX/HDMI出力/防水


現時点でスマホ&ガラケーに備わっているほぼ全ての機能が備わっている、と言っても過言ではありませんね。


【端末は全部入り、付属品は極めてシンプル】



さっそく開封してみました!
付属品はmicroUSBケーブルやACアダプタも含め一切ありません。初スマホ購入の方は別途購入しましょう。

また付属のmicroSDカードは容量2GB。写真や動画を撮り溜めたり、音楽を入れたりするには少々心許ないので、可能ならばより大容量のものを買いましょう。現在では32GBでも3,000円程度で購入できます。




【スタイリッシュな外観をチェック!】



液晶は4.3インチ、1280×720の大画面・高精細なもの。
「menu」「ホーム」「戻る」は全てハードキーです。個人的にはタッチパネル式のキーよりもこちらのほうが操作性は断然上だと思うので、高く評価したいポイントです。






また画面上方には、1.3メガピクセルのインカメラを備えています。

『トーク』や『Skype』などで、ビデオチャットも手軽に楽しむことができますね。







厚さは10.1mm。面取りもしてあり背面が完全にフラットなので、数値以上に薄さを感じました。

電源キーと音量キーは側面左上にあります。これは右手の片手持ちでは持ち直さなければならず、ちょっと押しづらいですね。誤操作は少なくなりそうですが…。







背面は前面プラスチックですが、メタリックな質感で決して安っぽくはありません。

個人的にはやや指紋のつきやすさや滑りやすさを感じたので、もうちょっとマットな質感でも良いように思いましたが、それほど気になるレベルではありません。







背面上部には、13.1メガピクセルの高精細カメラが備わっています。
最大4128×3096の超高精細写真や、1920×1080のフルHD動画を撮影することが可能です。

東芝端末伝統の、自己主張の強いカメラ周りのデザインは今回はお休みのようです。





また背面下部には接点が出ており、クレードルでの充電に対応しています。


これはかなり重要なポイントです!というのも東芝富士通の以前の防水機種「IS04」はクレードルに対応しておらず、充電のたびに端子カバーを開け閉めする必要がありました。

そのため使用するうちにカバーの爪が折れたり、パッキンの締まりが悪くなったりしたのですが、クレードル充電に対応したことでカバーの開け閉めの頻度が最小限に抑えられるようになりました。


クレードルも別売りなので、本端末を使いこなすならぜひ購入しておきましょう!





microUSB、HDMI、そしてヘッドフォン端子は全て端末上部に付いているので、クレードルに置きながらでも接続可能です。
HDMI端子を繋ぐことで、端末で撮った写真や動画をそのまま大画面のTVに出力することもできます。

ただ端子カバーは破損事例の多い「IS04」と同じタイプで、ちょっと強度に不安が残ります。


利便性から言ってもファイルのやり取りは『Dropbox』『AirDroid』などワイヤレス中心で行なうのがいいかもしれませんね。





ワンセグアンテナはかなり長さがあります。

ワンセグは屋内では受信しづらいものですが、アンテナを全開まで伸ばせば室内でもワンセグ放送を楽しむことができました。




【デュアルコアの実力は如何に!?】



CPUはTexas Instruments製のデュアルコアCPU「OMAP4430」を採用しており、Flashサイトや3Dゲーム、動画再生などの重い処理も楽々こなします。

ベンチマークアプリ『Quadrant Standard Edition』で計測したところ、2400前後という高い数値を叩き出しました!
なお「IS03(OS2.2)」では750前後、「Xperia acro」で1500前後ですから、その差は歴然です。




【気になるWiMAXの実力は…】



そしてもう一つ気になるのが、いよいよ対応エリアも充実してきた「WiMAX」への対応。
申し込みは不要で、利用のあった月のみ525円を支払えば使い放題なのですが、来年1月末までは無料で使うことができます。
エリア内であるオクトバ編集部周辺にて『Speedtest.net』で計測してみました。

編集部内で上下1Mbps、駅の方に数十メートル移動した地点では下り10Mbps、下り4Mbpsといった結果でした。
一般的評価の通り、室内と室外で大きく速度が変わる…というより、建物の立地などによって、ほんの数メートルの移動で大きく速度が変わるような感じでした。


ちなみに本端末は「WIN HIGH SPEED」にも対応しており、こちらは安定して下り4Mbps、下り2Mbpsほど出ていました。場面によっては3Gの方が速い場合もあるということですね。

なお現時点で「Android マーケットでauかんたん決済利用する際はWiMAX使用不可(バージョンアップで修正予定)」、「長時間の使用や充電中の使用により本体が発熱し、一部機能が利用できなくなる」という事象がauより通知されているので、注意が必要です。
発熱による停止に関しては、本レビュー執筆時には発生しませんでした。

今回は主に外観とハード性能をチェックしてみました!
次回はカメラ機能、テザリング機能などに注目してみたいと思います。乞うご期待!







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執筆者
Nobuyuki Hamasaki
オクトバのライターです。