【ニュース】AV-TEST、Android向けウイルス対策アプリの性能調査結果を発表

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セキュリティ製品の第3者テスト機関「AV-TEST」は6日(現地時間)、Android向けにリリースされているウィルス対策アプリに対して行ったマルウェア検出率などのテスト結果を発表した。

スマートフォンやタブレットなどのAndroid端末の市場拡大がAndroid向けマルウェアの大幅な増加につながっているとした。

今回のテストで使われた対策アプリは41種類。対象となったマルウェアは618個。




Android向けのマルウェアの検出報告は昨年中頃から急激に増えており、それに伴い様々なウイルス対策アプリもAndroidマーケットにリリースされている。
今回のテストで、90%以上の検出結果が出たアプリは次の通り。

  • avast! Free Mobile Security
  • Dr.Web anti-virus Light
  • F-Secure Mobile Security
  • IKARUS mobile.security LITE
  • Kaspersky Mobile Security (Lite)
  • Lookout Security & Antivirus
  • Zoner AntiVirus Fre

 
また、デスクトップやノートPC向けのウイルス対策ソフトでも有名な「Norton」や「Trend Micro」などは65%以上の検出率を示している。
しかし、「McAfee」や「ALYac」など全体の約6割は65%以下の検出率に留まっている。
これは開発元が一部の地域で出回っているマルウェアに特化しているか、マルウェアを収集するのに十分な基盤がないためだと推測される。

【検出率結果リスト】




【関連情報】
AV-TEST – The Independent IT-Security Institute: Android(英文)|AV-TEST公式サイト
Test Report: Anti-Malware solutions for Android(PDF)|AV-TEST公式サイト資料






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