本年度の受験シーズンも一段落といったところですが、いよいよ来年度から自分が、もしくは身内が受験生という方も多いはずです。
準備期間はあと1年弱ありますが、長いようで短い！特に英単語学習は試験直前に詰め込むよりも、毎日少しづつ継続して学習するのが1番ですが、テストの得点に即反映するものでもないため、ついついサボりがち…。
そんな受験生にオススメの、無料ながら高機能な英単語学習アプリが『エクタン ～エクストリーム英単語～』です。
英単語力はもちろん、学習に大切な「毎日続ける力」を養ってくれるアプリです！

アプリの特徴

• 3200単語以上を収録した無料英単語帳
• 忘却曲線アルゴリズムに基づいた復習設定
• 発音チェックも可能
• スコア・ランキング機能

エクタン ～エクストリーム英単語～

価格：無料
開発：ObjectFanatics, Ltd.

アカウント登録は任意です



最初にアカウントの登録を促されます。
必須ではありませんが、メールアドレスとパスワードを登録しておけば機種変更や再セットアップ時に成績を引き継ぐことができます。

また難易度も5段階で選択できます。「難しい」にしても最初の方は中学レベルの単語が出題されます。

今後のアップデートで「中学」「TOEIC」といったレベル指定ができるようになるそうなので、受験生以外の方でもより使いやすくなるはずです。




無料で学べる3,200語！



本アプリには、無料としては大ボリュームの3,200語（レビュー時）が収録されており、今後もバージョンアップにより追加予定とのこと。

学習を開始するには「学習セッション」を選択します。1セッションは10個の単語を2パートで学習していきます。




発音チェックもできる！



まずは「暗記フェーズ」で単語をチェックしましょう。

問題はセッションごとに「英→日」「日→英」の2パターンがランダムで出題され、画面上部に日本語、もしくは英単語が表示されます。

英単語の場合は音声で読み上げてくれるので、発音チェックも可能です。




フリック操作でサクサクチェック！



単語帳として使うには、その問題の答え（訳語）を思い浮かべながら画面中央のスライダーをタップします。

すると答えが表示されるので、答えがあっていればそのまま上に、間違っていたら下にスライダーをフリックします。これを10単語、全て覚えたことになるまで繰り返します。




四択問題で習熟度チェック！



暗記モードで10単語を覚えたら、今度は「習熟フェーズ」が始まります。

5秒の制限時間内に、4択の中から正解を選んでいきましょう。

なお暗記フェーズ、習熟フェーズ共に、1問でも覚えていない単語がある限り、何度でも「最初から」やり直しになります。

間違ったところだけやり直してさっさと次に行きたい所ですが「間違えると面倒だからちゃんと覚えよう」という心構えにつながるので、良いシステムだと思います。







習熟フェーズが終わると、学習結果を表示して1セッション終了です。

1日の目標セッション数（初期設定は5セッション）をこなしたらTwitterでつぶやくことができるので、毎日つぶやけるように頑張りましょう！




復習は忘れた頃にやってくる！？



でも考えてみれば、その直前の暗記フェーズでチェックしているわけですから、習熟フェーズで正解できるのはある意味「当然」。一年後の受験の際に思い出せなければ全く無意味ですよね。

『エクタン』では脳科学で言う「忘却曲線」に基づき、一度正解した単語もしばらく経つと「復習」として最出題されます。それで忘れてしまっていたら、再度学習しなおしです。

復習が必要な単語がある時は通知され、学習セッションで優先的に出題されます。徐々に宿題間隔は長くなり「完璧に習得した」と判断されるには長い期間を要します。




厳しいだけじゃない！ヤル気が出る工夫も随所に！



英単語学習はテストの点数などに直結しないので、モチベーションを維持するのがなかなか大変です。

『エクタン』では「学習データ」の項目で学習状況やスコア（覚えている単語数）をグラフで見たり、全国ランキングに登録することができるので、学習意欲を維持するのにも効果的です。







スコアは先の「忘却曲線」に基づいて「今覚えているであろう単語数」がカウントされます。

復習をサボると単語を忘れたことになりスコアもガタ落ちするので、高スコアを維持するには毎日の地道な継続学習が必要です。



「継続は力なり」を地で行く、硬派ながら学ぶ楽しさが身につくアプリです。
「いろんな英単語帳を買ったけど、すぐに開かなくなる…」という方は、ぜひお試しください！