GPS Test : スマホの中の最重要人物？GPSの動作をリアルタイムにチェックしよう！無料Androidアプリ

投稿日:2012/05/31 更新日:2012/05/31[PR記事]

「グローバル・ポジショニング・システム」って何のことだと思いますか？
もしくは「全地球測位システム」って？
それは最近のスマホにとっては必要不可欠な機能で、その意味は分からなくても、ほとんどの方が一度は(間接的も含めて)使ったことがあるものです。
正確には「Global Positioning System」と書き、頭文字を取ってこう呼ばれています…「GPS」と！
しかしGPSほど、その実態を知らないまま利用されている機能も無いのではないでしょうか？
この『GPS Test』は、そんなGPSの能力を可視化してれくる興味深いアプリです。

• スマホのGPS機能の動作を可視化してれくるアプリ
• より正確な地球上での現在位置が把握できる
• 機能表示のカスタマイズが可能

GPS Test

価格：無料
開発：Chartcross Limited

GPSは元々はアメリカの軍事技術で、衛星を利用して地球上での位置を正確に把握する物です。

今ではそれが民間にも幅広く流用されており、カーナビやスマホのナビゲーション用に使われてるわけです。

アプリを起動すると、スマホのGPSが補足している衛星からの電波強度がグラフ化されている画面が表示されます。

ちなみに12個の衛星をキャッチし、その内の11個を補足しているようです。いわゆるケータイのアンテナ強度のようなものですね。

次に画面下段左端のレーダーアイコンをタップします。

今度は自分(スマホ)を中心に補足している衛星の方位を表示している画面になりました。

画面左側に「N」(北方)と表示されています。つまりスマホの方位センサーと連動していることが分かります。

GPS衛星からの電波(情報)と方位センサーを活用することで、ナビゲーションが可能になります。普段は見る機会も(必要も)ないGPSの挙動がこうして可視化されると、「スマホは精密機器」というのが理解できますね。

今度は画面下段左から2番目の世界地図アイコンを選択します。

この画面の上段は「北緯(N)」と「東経(E)」を現す数字ですが、つまりスマホの地球上での絶対的な位置を示しています！

また、世界地図は現在の「昼と夜」の境界線を示し、赤いポイントはスマホの位置を表示しています。

地球儀の1点を指して「自分はここにいます」的な感覚で、ちょっと不思議です…。

今度は画面下段右から2番目、「12」と記載されたアイコンを押してください。







この画面の時点ではスマホ(自分)が静止していたために「Speed:0」と表記されていますが、つまりこれは移動速度を現しています。

それに対して「Heading」は北を基準としたスマホの方向を示し、「Altitude」は高度を意味しています(単位はフィート)。

GPSは複数の衛星の電波信号を補足することで、地球上に置ける絶対的な位置を割り出してくれます。さすが3次元測位！







最後の画面は時計機能です。

ちなみに「UTC Date/Time」とは「協定世界時」のこと。世界共通の標準時刻のことを指します。

やはり日本で生活する上では基本的に一切関係がない時刻とも思いますが、このような厳密な規格を基準としている世界が有るんですね。

もちろん、「local Date/Time」は日本の時刻。「Sunrise/Sunset」は日の出日の入りの時刻です。

スマホのmenuボタンをタップするとサブメニューが表示できます。そのサブメニュー中の「Settings」を選択すると、各画面の表示内容のカスタムが可能です。

海外アプリですし、全面英語表記。基本的に初期設定での利用には問題はありませんので、興味の有る方だけいじってください。

『GPS Test』を室内で使う場合は可能な限り窓際で起動させましょう。

また、屋外で利用する場合は前方不注意で人などにぶつからないように！





Googleマップや、徒歩ナビアプリで表示される「自分の位置」や「現在位置」は、全てGPS機能のおかげです。

そして、その機能を支えているのは30数個のGPS衛星群。空を見上げて物思いに浸りたくなるアプリなのでした。