先週のニュースまとめ :ドコモ、au、ソフトバンクから新モデルが登場へ【2016年5月7日 ~ 2016年5月13日】

[PR記事]

 

octoba-271-01

NTTドコモ(以下、ドコモ)が5月11日に今夏モデルの新商品発表会を開催することに合わせ、au(KDDI/沖縄セルラー)とソフトバンクも新機種(※おそらく一部)を発表した。今回の記事では、3キャリアから発表された新機種の概要を紹介したい。

ドコモ2016年夏モデル

(1) 概要

現時点で今夏モデルの新商品発表会を開催したのはドコモだけ。ソフトバンクとauが発表した機種数は少ないが、それでも一応2-3機種明らかにされたわけで、この2キャリアに関しては今夏モデルの大々的な新商品発表会は開催しないかもしれない。

ドコモが今夏商戦向けに用意したのはスマートフォン5機種、タブレット1機種、モバイルWi-Fiルーター1機種の計7機種。

LTEの下り最大375Mbpsに対応するモデル、より高音質での音声通話ができる「VoLTE HD+」に対応するモデル、端末を振って耳に当てるだけで電話を掛けられたりする「スグ電」への対応などが今夏モデルの大きな特徴。

(2) スマートフォン

Xperia X Performanceはauとソフトバンクからも発売になるが、LTEの下り最大速度は通信サービスの違いから異なる。Xperia Zシリーズとはデザインが異なり、メタリックな印象を与える。カラーによって背面の加工も異なる。ヘアライン加工、サンドブラスト加工のいずれか。

octoba-271-xperia

バッテリーの寿命、電池持ちの改善に加え、カメラアプリの起動時間短縮、オートフォーカスの改善などが特徴。

Galaxy S7 edgeも他社からも販売されるが、高精細でエッジ部が曲面になった有機ELディスプレイを搭載する。さらに、防水・防塵仕様となっている。カメラも進化し、「デュアルピクセル技術」を導入している。

また、注目のキャンペーンも行われる。期間中に予約した上で購入すれば、「Gear VR」がプレゼントされる。

octoba-271-galaxy

他はAQUOS ZETA SH-04Hとarrows SV F-03H、Disney Mobile on docomo DM-02Hだが、SH-04HはウェブサイトやSNSなどの閲覧時に自動でスクロールしてくれる「スクロールオート」機能や、120Hzで駆動する「ハイスピードIGZO」の採用、人工知能のサポート機能「エモパー」もバージョン4になった。

octoba-271-aquos

octoba-271-arrows

arrowsはバイクのブレーキにも使われるハードアルマイト処理を行ったアルミフレームを採用する。背面パネルにも傷がつきにくいハードコート処理。タフネスさが特徴の一つだ。

Disney Mobileは、背面イルミネーションやスワロフスキー・クリスタルなどのデザイン面での特徴の他、ソフトウェア面でも様々なディズニー仕様がある。

octoba-271-disney

(3) タブレットとルーター

タブレットは1機種で、arrows Tab F-04Hが7月下旬に発売になる。虹彩認証「Iris Passport」の搭載、マルチユーザー機能などが特徴。ディスプレイは約10.5インチの有機EL。

octoba-271-arrowstab

ルーターはWi-Fi STATION HW-01H。下り最大370Mbpsに対応する。新たな周波数3.5GHz帯に対応する第一弾の機種なので、3.5GHz帯はユーザー数も少ないので、超高速が出る可能性もある。しかも、USB3.0でのUSBテザリングもできるので、パソコンでの利用は安定した高速通信が可能かもしれない。

バッテリー容量が4,750mAhもあるので、活用方法として外部給電機能も持っている。スマートフォン等への充電もできる。

octoba-271-hw

au2016年夏モデル

(1) ラインナップ

KDDI、沖縄セルラーが発表した新モデルはひとまず2機種。Xperia X PerformanceとGalaxy S7 edge。今後さらに追加の機種が発表される可能性もあるが、現時点ではこの2機種のみ。

octoba-271-xperia2

Xperia X PerformanceもGalaxy S7 edgeも特徴はドコモモデルと共通。

ソフトバンク2016年夏モデル

(1) ラインナップ

ソフトバンクは「SoftBank」ブランド向けの3機種を発表した。Xperia X Performance、AQUOS Xx3、DIGNO F。Xperia X Performanceはドコモ、auと基本的には同じだが、通信速度はLTEで下り最大262.5Mbps。

octoba-271-sb

AQUOS Xx3は、AQUOS Xxシリーズの新モデルで、ハイスピードIGZOを搭載。カメラの高速性能も特徴。約0.4秒の高速起動と約0.02秒の高速オートフォーカス性能も魅力。

DIGNO Fは、3機種の中では一番エントリークラス向けで、LTEも下り最大112.5Mbpsまでしかサポートしない。メモリが2GB RAM、8GB ROMと少ないので、アプリを大量にインストールすることはできないが、ウェブやSNS中心の使い方であれば十分だろう。

あとがき

ドコモが2016年夏モデルの新商品発表会を開催し、7機種を明らかにしました。しかし、auとソフトバンクはプレス発表会は開催せずに2、3機種の発表にとどまっています。今後発表会が開催されるのか、それとも秋冬・来春モデルの際に発表会を行うのかわかりませんが、いずれにしても今夏向けの新モデルの数は少ないのでしょう。

とはいえ、最低限の選択肢はありますし、XperiaもGalaxyもAQUOSもarrowsも悪くない完成度なので、どれを選んでも十分満足できそうです。

GAPSISがお伝えしました。次回もお楽しみに!







おすすめ光回線と絶対に後悔しない選び方
  • ※お手持ちの端末や環境によりアプリが利用できない場合があります。
  • ※ご紹介したアプリの内容はレビュー時のバージョンのものです。
  • ※記事および画像の無断転用を禁じます。

執筆者