【ニュース】Canonical、デスクトップ版UbuntuとAndroidが同時起動する『Ubuntu for Android』を発表

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Canonicalは21日(現地時間)、LinuxベースOSである「Ubuntu」がAndroid上で使える『Ubuntu for Android』を発表した。

これは「Android版のUbuntu」ではなく、デスクトップ版「Ubuntu」の環境をそのままAndroid上で利用できるもので、デュアルコア以上のCPUで動作するもの。
利用にあたってはスマホをドックに装着、キーボード及び外部モニターと接続する必要がある。




『Ubuntu for Android』の最大の特徴は、OSを切り替えることなく、共存した形で使える点だ。
つまりスマホ上で閲覧していたWebをシームレスに「Ubuntu」で見たり、逆に「Ubuntu」上でスマホの電話帳を確認・再編集なども可能とのこと。

もちろん、スマホの操作をキーボードと大画面モニターで行うことも可能になる。
これにより、同じくAndroidを採用している大画面タブレット以上の利便性が期待できるだろう。

基本アプリとしては、Chromiumブラウザ、GoogleカレンダーやGoogleドキュメント、Thunderbird、Gwibber、VLCプレイヤーなど。
また、『Ubuntu for Android』の動作条件としては、対応OSはAndroid 2.3 (Gingerbread)以上で、1GHz動作のデュアルコアCPU、512MB RAM。
それにOSディスクイメージ用に2GBのストレージ、ビデオアクセラレーションにはオープンGL、ES / EGL、HDMI、USBホスト機能としている。

【利用イメージ】




【関連情報】
In every dual-core phone, there’s a PC trying to get out.(英文)|www.ubuntu.com






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