【Androidニュースのまとめ】　2012年8月11日～ 2012年8月17日
投稿日:2012/08/27 更新日:2012/08/27[PR記事]

ニコンがAndroidを搭載したコンデジ「COOLPIX S800c」を発表した。国内メーカーからAndroidを搭載したデジカメが登場するのは初のことであり、大きな注目を集める。また、パナソニックが車載機とスマートフォンの連携サービス「MirrorLink」の国内導入を開始した。

新商品

(1) ニコン、Android搭載デジカメ「COOLPIX S800c」

ニコンはコンパクトデジタルカメラの新商品「COOLPIX S」シリーズ3モデルを発表した。COOLPIX S800c、S01、S6400の3モデルで、S800cはCOOLPIXシリーズで初のAndroid搭載カメラになる。

S800cにはAndroid 2.3.3、Wi-Fiが搭載され、インターネットの利用、Google Playからのアプリの追加インストールなどができる。携帯電話回線には非対応だが、スマートフォンライクな使い方、ネットサービスとの連携が可能だ。ディスプレイは3.5インチのワイド有機ELで、当然タッチパネルを搭載する。

レンズはNIKKORで、有効画素数1602万画素の裏面照射型CMOSセンサーを採用する。本体のサイズは約111.4×60.0×27.2mmで、重さは約184g（バッテリー、SDカード含む）。発売時期は9月下旬以降の予定だ。

(2) ソフトバンク、「ボス電 107SH B」を限定発売へ

ソフトバンクモバイル（以下、ソフトバンク）はサントリーコーヒー「BOSS」とのコラボレーション端末「ボス電 107SH B」を2,000台限定で9月7日に発売する。ボス電のベース端末は「PANTONE 5 107SH」で、それに「プラチナバンド」をイメージしたボディカラーを採用し、加えてBOSSならではのカスタマイズが施されている。

背面にはBOSSの20周年オリジナルロゴが輝き、ソフトウェア面では、ライブ壁紙や特別仕様の起動画面、ウィジェットなどいくつかのオリジナルコンテンツがプリインストールされる。

(3) パナソニック、スマートフォンと車載機の連携サービス「MirrorLink」を国内で提供開始

パナソニックオートモーティブシステムズ社は24日よりスマートフォンと車載機との連携サービス「MirrorLink」の国内での提供を開始した。MirrorLinkは昨年11月に欧州では導入開始済みであり、今夏、やや遅れて日本市場でもスタートする。

MirrorLinkはスマートフォンと車載機の連携に関する規格で、例えばスマートフォンの画面を車載機のディスプレイに複製表示し、車載機側からの遠隔操作もできる。日本ではまずは同社製車載機である「スマホナビ対応ディスプレイ」（トヨタ自動車に納入）とパナソニックモバイルコミュニケーションズ製スマートフォン「ELUGA V P-06D」との組み合わせで利用できる。

携帯キャリア

(1) ドコモ、「docomo Wi-Fi」の永年無料キャンペーンを開始へ

NTTドコモ（以下、ドコモ）は9月1日から2014年3月31日までの間、「docomo Wi-Fi永年無料キャンペーン」を実施する。このキャンペーンはドコモの公衆無線LANサービス「docomo Wi-Fi」の月額使用料315円を永年無料とするもの。

キャンペーンには期間が設けられているが、適用条件さえ満たしていれば、ずっと無料で利用できる。また、キャンペーンの利用の際、申し込みは不要だ。ただし、「docomo Wi-Fi」自体の利用申し込みは必要なので注意したい。

適用条件は指定サービスへの加入で、「Xiデータプランフラット」「Xiデータプランフラットにねん」「Xiパケ・ホーダイフラット」「Xiパケ・ホーダイライト」などへの加入が必須となる。詳しくは下記リンク先でチェックしてほしい。
https://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/2012/08/22_00.html?ref=nr_index

(2) ソフトバンク、累計契約者数が3,000万を突破

ソフトバンクは11日をもって累計契約者数が3,000万を突破した。これにより、3,000万突破を記念したキャンペーンが実施中だ。キャンペーン名は「3000万人突破！大感謝プレゼント」で、9月7日まで行われる。

用意されるプレゼントはA賞が「歴代お父さんグッズ」で、B賞が「記念Tシャツ」。ソフトバンク以外のユーザーも応募することは可能だが、その場合にはクイズに答える必要がある。ソフトバンクのユーザーについてはクイズへの回答は必要ない。

キャンペーンサイト｜ソフトバンク

業界ニュース

(1) Googleがプリペイドカード「Google Play Gift Card」を発表

米GoogleはGoogle Playストアにおいて有料コンテンツの購入に利用できるプリペイドカード「Google Play Gift Card」を発表した。Google Play Gift Cardは10ドル、25ドル、50ドルの3種類の額面が用意され、自身のアカウントに最大で2,000ドル分までチャージしておくことができる。

まずは米国からの展開となり、米小売店のRadioShack、Target、GameStopで販売される。

(2) ソニーモバイルが事業体制を変更し、東京へ本社機能を移管へ

ソニーモバイルコミュニケーションズ（以下、ソニーモバイル）は10月をめどに事業体制を変更すると発表した。スウェーデンのルンドにある本社機能とその他の一部機能を東京へ移管する。また、それに伴い、ソニーモバイルはルンド拠点の人員を中心に、グローバルで約1,000人の人員削減を行う。

その他の話題＆あとがき

日本Androidの会がAndroidに関する国内最大規模のイベント「Android Bazaar and Conference」（以下、ABC）の通算7回目のイベントを10月20日に開催すると発表しました。とはいえ、今回は、ICTによる震災復興支援をテーマに据えたイベントとして、「ICT ERA＋ABC 2012東北」の名を掲げ、仙台で開催されます。