【Androidニュースのまとめ】 2013年9月7日 ~ 2013年9月13日

[PR記事]

 

ソニーはスマートフォンと組み合わせて使うレンズスタイルカメラ「DSC-QX10」と「DSC-QX100」を国内で10月25日に発売する。また、防滴仕様のワイヤレス・スピーカー「SRS-BTS50」を発表した。さらに、Googleブランドのタブレット「Nexus 7」のLTE対応モデルが9月13日に発売された。

ソニー

(1) レンズスタイルカメラ DSC-QX10/QX100

octoba-136_qx100-s octoba-136_qx100-2-s
DSC-QX100

ソニーは12日、レンズスタイルカメラDSC-QX10とDSX-QX100を国内で10月25日に発売すると発表した。レンズスタイルカメラは9月上旬にドイツで開催されたエレクトロニクスショー「IFA」で発表された、新しいジャンルのカメラ。デジカメとしての主要機能は全て備えつつも、ディスプレイとファインダーを搭載せず、そのかわりにスマートフォンとWi-Fiで接続してスマートフォンのディスプレイをファインダーとして使う。

また、本体自体にもシャッターボタンが搭載されているため、単体で撮影することも可能だ。ただし、その場合は、適当に撮影することにはなってしまう。

DSC-QX10は1/2.3型のセンサー、ソニーGレンズを搭載し、コンデジ感覚に使えるカメラだ。焦点距離が35mm換算で25-250mmなので、かなりズームして撮ることができる。一方のDSC-QX100はデジカメ「RX100M2」と同等のカールツァイスレンズを採用する。焦点距離は28-100mmと、倍率は3.6倍までとなるが、より美しい写真を撮影できる。センサーサイズは1.0型だ。

  
左から順にDSC-QX100、DSC-QX10(ブラック)、DSC-QX10(ホワイト)。

(2) 防滴仕様のワイヤレス・スピーカー SRS-BTS50

octoba-136_srsbts50

ソニーはBluetoothを使ってワイヤレスで音源の機器と繋ぐことのできるポータブル・スピーカー SRS-BTS50を10月19日に発売する。すでに東京の銀座ソニービルでは製品の展示が始まっている。

SRS-BTS50の大きな特長は防滴仕様であること。キッチンなどの水回りで安心して使用できるだけでなく、外出先・アウトドアでもちょっとした雨程度であれば、必要以上に焦る必要がなく済む。本体サイズは約175×70×65mm、重さは約400gと、持ち運びしやすいボディとなっている。アンプの出力は2.5W+2.5Wで計最大5Wだ。

(3) 「nasne」にリモートアクセスできるアプリが10月10日に登場へ

ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジアは10月10日をめどにスマートフォンからnasneにアクセスできるアプリ「nasne ACCESS」をリリースする予定だ。このアプリを使えば、自宅のnasneに外出先からスマートフォンを使ってアクセスでき、nasne内のフォトやミュージック、プライベートビデオなどのデータを視聴できる。

さらに、スマートフォンで撮影したフォトやビデオをモバイルデータ通信を使って自宅のnasneに自動保存できるオートアップロード機能も利用できる。

Google

(1) Nexus 7

octoba-136_nexus7
Nexus 7

GoogleブランドのタブレットNexus 7のLTE対応モデルが9月13日に発売となった。Wi-Fiモデルに続き、LTE対応モデルがリリースされた。LTE対応モデルの内蔵ストレージ容量は32GB。

LTE対応モデルは国内では、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイル、イー・アクセスのLTEサービスに対応する。また、SIMカードのサイズはmicroSIMカードだ。

下に掲載したのはAmazon.co.jpでの商品リンク。Amazon.co.jpでの販売も始まっている。左からWi-Fiモデルの16GB、32GB、そしてLTE対応モデル(32GB)。

  

NTTドコモ

(1) 「法人向けスマートフォン(仮称)」

octoba-136_houjinsmaho
法人向けスマートフォン(仮称)

NTTドコモ(以下、ドコモ)は10日、法人向けスマートフォン(仮称)を発表した。このスマートフォンは富士通製の端末で、来年1月に発売される予定。富士通製端末ならではのヒューマンセントリックエンジン、「スマート指紋センサー」、そして最近の富士通製スマートフォンと同じく「WhiteMagic」ディスプレイを搭載する。WhiteMagicディスプレイは明るく、屋外の直射日光下などでも、従来のディスプレイと比べてかなり見やすい。

また、このスマートフォンでは、法人ユーザーの主な用途を考慮し、電話とメールの利用をしやすいように設計している。また、パスワードを一括管理できるアプリ「パスワードマネージャー」が搭載される。アカウント登録等の設定不要で使い始めることができ、Google Playからのアプリのダウンロードも制限できるので、手軽に使える上、セキュリティも対策されている。

専用のパケット定額サービス「Xiパケ・ホーダイ for ビジネス」(月額2,980円)も提供される。

あとがき

IFAで発表されたソニーの新製品の日本での展開が発表されましたね。すでに銀座ソニービルでは各製品の展示が始まっており、Xperia Z1のタッチ&トライもできます。Xperia Z1は1FからOPUSまで各フロアに多数展示されているので、関心のある方には体験されることをオススメします。Xperia Z1はカメラ機能が最大の魅力ですが、デザインの良さ、基本パフォーマンスの良さも素晴らしいです。

DSC-QX10/QX100はそのときのWi-Fi環境にレスポンスが左右されてしまうため、最大の快適性を得られない可能性もありますが、こちらも体験は可能です。レスポンスとは、スマートフォンのディスプレイへレンズの映像を映すレスポンスです。これが、私が体験した時には遅延がありました。少なくとも1秒位は掛かる感じでした。この点がとても気になりはしましたが、撮れる画像の質は高いです。いずれにしても全く新しいジャンルの製品だけに、ソニーの力を感じます。

そして、最近のソニーは復活へ向けて非常に素晴らしい製品群を構成しつつあります。ゲームではPlayStation 4とPlayStation Vita、PS Vita TV、コンデジではRX100M2とRX1/RX1R、そしてデジタル一眼の各機種、ハンディカムでは空間手ブレ補正が素晴らしく、ヘッドマウントディスプレイやシアターシステム、ステレオ、ウォークマン、ヘッドフォンなど、各カテゴリで強力な魅力を持つ製品が揃っています。

日本のメーカーには厳しい状況が続いている昨今ですが、ソニーの強力な製品群には嬉しくなってくる今日この頃です。

GAPSISがお伝えしました。次回もお楽しみに!






  • ※お手持ちの端末や環境によりアプリが利用できない場合があります。
  • ※ご紹介したアプリの内容はレビュー時のバージョンのものです。
  • ※記事および画像の無断転用を禁じます。

執筆者