あ、これは軽い! STAR DIGITALのSIMフリースマホ「ONE-FIVE F1/C1」は手に持てば印象がまた変わる?

[PR記事]

 

20150728-onefive-0

既報の通り、本日7月28日に中国STAR DIGITALがSIMフリースマートフォン「ONE-FIVE」シリーズ3機種を日本進出の第1弾として発表しました。この発表会において、実際の端末を触ることができたので、その写真とともに触ってみた印象をお伝えします。

5つのコンセプトが込められたONE-FIVE

20150728-onefive-1

STAR DIGITAL TECHNOLOGYは中国・深セン市に本社を構える会社で、これまでは世界各国のキャリアなどのOEMとして製品を供給してきました。それが2015年4月にに独自ブランド「ONE-FIVE」を中国と香港では発売し、今回日本にも進出、という流れです。

20150728-onefive-16

「COLORFUL(多彩さ)」
「YOUNG(若さ)」
「FREEDOM(自由さ)」
FUN(歓び)」
「BELIEVABLE(信頼性)」

「ONE-FIVE」のブランド名はこれら5つのコンセプトを1つのスマートフォンに詰め込み、快適なスマートフォンライフを送っていただきたいとの想いが込められています。

ONE-FIVE F1

実際に発表会会場で実機を触る機会がありましたので、写真とともにその印象をお伝えします。

20150728-onefive-2

まずはF1です。
背面のポリゴン柄が特徴ありますね。見た目、触った感触ともに格安スマホにありがちな安っぽさは感じられません。

20150728-onefive-3

設定画面等を見る限りは、素のAndroidに近い印象を受けます。設定画面内のアイコンはラインアイコン型となっており、スッキリした印象です。

20150728-onefive-4

ナビゲーションバーはオンスクリーンではなくタッチセンサー式です。「 ○ 」と、なかなか特徴的なデザインですね。パッと見ではわからないかもしれませんが、左から戻る・ホーム・アプリ履歴となっています。アプリ履歴画面では全消去ボタンはありませんでした。

20150728-onefive-5

上部にはイヤホンジャック。
F1/F1LにはSOUL Electoronicsの高音質イヤホン「SOUL Mini」が付属します。

20150728-onefive-6

右側面。電源キーと音量キーです。

20150728-onefive-7

端末下面にUSB差込口。

20150728-onefive-8

左側面はSIMトレイがありますが、スッキリしています。

持った印象としては非常に軽い、ということ。スペック表によれば130gしかありません。Galaxy S6を持った時もかなり軽いと思いましたが、S6は138gなのでそれよりも更に軽いですね。大きさ的にはGalaxy S6よりも幅が1mm狭く、高さと厚さは同じです。(ディスプレイはS6のほうが0.1インチ大きいです。)

主な仕様

製品名 F1 F1L
OS Android 5.1 Lollipop
CPU MT6753 オクタコア 1.5GHz
メモリ RAM 2GB
ストレージ ROM 16GB
ディスプレイ 5インチ
(1920×1080)FHD
5.5インチ
(1920×1080)FHD
カメラ 背面:13MP 前面:5MP
バッテリー 2100mAh 2600mAh
大きさ 143 × 70 × 6.8 mm 153 × 77 × 6.9 mm
質量 130g 135g
本体カラー ダークブルー
ホワイト
ネットワーク FDD-LTE:B1/B3/B7/B8
3G:B1/B5/B8
GSM:850/900/1800/1900
発売日 2015年10月1日
ONE-FIVE C1

20150728-onefive-9

C1はFに比べスペックは抑えられていますが、端末の前面にも色が付いているのでベゼルが細く見えますね。

20150728-onefive-10

こちらは開発機なのか、オンスクリーンキーとタッチセンサー式のキーが両方ともありました。
また、タッチスクリーン部分はF1では「戻る・ホーム・アプリ履歴」の順番だったのですが、C1では「メニュー・ホーム・戻る」でした。(中国圏の格安系スマホではこの形式が多いです。)表記されているアイコンは変わらないのにF1とC1で順番が逆になっているというのはちょっと混乱します。発売はまだ先なので、それまでに直るとは思いますが。

20150728-onefive-11

背面にはロゴがあるだけでスッキリ。F1もそうでしたが、カメラ部分も出っ張っておらず、板のような印象を受けます。

20150728-onefive-12

端末下部はUSB差込口とスピーカー。

20150728-onefive-13

左側面に音量キーと電源キー。F1では右側面で上から電源・音量だったのがC1だと左側面で上から音量・電源の順番です。
同じ時期に出るシリーズ内で統一されていないのは少し気になりますね。

20150728-onefive-14

左上から。側面の中央部分は少し凹んでいます。

20150728-onefive-15

右下から。
全体的な質感としては、19800円とは思えないくらいには良い印象があります。ただこちらは170gとF1に比べると少し質量があります。重いというほどではありませんが、F1を持った時の「あ、軽い!」という驚きはありませんでした。

主な仕様

製品名 C1
OS Android 5.1 Lollipop
CPU MT6735 クアッドコア 1.0GHz
メモリ RAM 1GB
ストレージ ROM 8GB
ディスプレイ 5インチ
(1280×720)HD
カメラ 背面:8MP 前面:2P
バッテリー 2000mAh
大きさ 143.5 × 69.8 × 7.2 mm
質量 170g
本体カラー ブラック
ゴールド
ネットワーク FDD-LTE:B1/B3/B7/B8
3G:B1/B5/B8
GSM:850/900/1800/1900
発売日 2015年11月1日

その他会場における質疑応答

Q:販路はどういったものを?
A:家電量販店など小売店を通じて発売。MVNOとの連携も将来的には考えている。

Q:対応している周波数がドコモ向けではない(むしろソフトバンク系のほうが良さそう)ようだが
A:(明確な答えが得られず)

Q:今回の3機種は海外での販売実績あるモデルなのか?それとも日本用に用意したものなのか?
A:すでに中国で出荷したモデル。数ヵ月の差で日本発売なのでほぼ同時と思っている。STAR DIGITALが自社のONE-FIVEブランドで出すスマートフォンはこのモデルが初。

Q:日本だとゴールドはハイエンドなイメージだが、F1ではブラック/ホワイトのみでC1にゴールドがあるのは?
A:ゴールドはもちろん高級感のある色なので、(エントリー・低価格イメージのある)C1の価値を高めてくれる。

Q:販売目標は?
A:2016年3月末までに2万台と考えている。

スペックや周波数の面で、正直少し残念な部分もありますが、価格から考えた「持った時の質感」はいいものがあると思います。格安系のスマートフォンは手に持った時の安っぽさが気になる人もいると思います。スペックはそんなに必要ないが持った時の喜びがもう少し欲しい、という方にはいい選択肢となるかもしれません。

関連情報

Onefive
中国STAR DIGITAL、SIMフリースマホ「One・Five」3機種を10月1日より発売 | オクトバ






  • ※お手持ちの端末や環境によりアプリが利用できない場合があります。
  • ※ご紹介したアプリの内容はレビュー時のバージョンのものです。
  • ※記事および画像の無断転用を禁じます。

執筆者
orefolder
Androidのホーム画面をいじっていたら、いつの間にかこの業界にいました。 最近はスマホゲームも好きで、萌え系アニメ系大好きです。