先週のニュースまとめ : ファーウェイのSIMフリースマホが12月4日発売【2015年11月21日 ~ 2015年11月27日】

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ファーウェイ・ジャパンは12月4日にSIMフリーのハイエンドスマートフォン「HUAWEI Mate S」を発売する。エイベックス・デジタルが運営する動画配信サービス「dTV」は4Kコンテンツの配信を開始した。その一方で、mmbiは「NOTTV」のサービス終了を明らかにした。

新製品

(1) HUAWEI Mate S

HUAWEI Mate SはSIMフリー市場にファーウェイが投入する新機種で、価格は約8万円。消費税込みで8万5千円強となるため、SIMフリー端末市場では高額機種となる。

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HUAWEI Mate S

オクタコアCPUや5.5インチのフルHD-有機ELディスプレイ搭載、第4世代のゴリラガラス、3GB RAM/32GB ROMなど基本スペックは高く、独自機能として「ナックルセンス・テクノロジー」も搭載する。この機能は爪の先や指の関節部でもタッチ操作ができる、というもので、女性ユーザーには使いやすいかもしれない。

また、カメラは気軽に撮影できるモードの他、細かく設定できるプロモードも搭載する。

サービス/アプリ

(1) dTV

会員数が約500万と、最も会員数が多い国内の動画配信サービスだけあってかdTVのサービス拡充の勢いはすごい。ついに「4K」解像度でのコンテンツ配信を開始した。残念ながら当面はAAAのミュージックビデオだけだが、将来的にはドラマなども導入されるかもしれない。

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また、「トピックス」「マンガ」「シアター」「カラオケ」という4つのチャンネルが新たに加わった。マンガがは「Beeマンガ」をチャンネル化したもので、シアターでは舞台や演劇作品などを配信する。これはファンには貴重だろう。カラオケも自宅で練習できるよう最新曲から定番曲までを揃えていくようだ。

(2) NOTTVが終了へ

NTTドコモ(以下、ドコモ)がAndroidスマートフォンユーザー向けに提示している動画配信サービスといえば、エイベックス・デジタルが運営するdTVと、ドコモのグループ会社であるmmbiの「NOTTV」だが、dTVはドコモの端末がなくても利用できる一方で、NOTTVはドコモの対応端末と電波が入る環境が必要だ。そのような制約もあって加入者数が伸びなかったということで、来年の6月30日をもって提供終了となる。

今年の春にはBS/CS放送のチャンネルが追加され、家のテレビでBS/CS放送を視聴できる環境にない場合には便利なサービスに生まれ変わったはずだが、会員数は伸び悩んだということだ。

(3) Opera Maxで音楽ストリーミングもデータ量節約

OperaはAndroid用のデータ量節約アプリ「Opera Max」に新機能を追加した。先日は動画配信サービスのデータ圧縮に対応したばかりだが、今度は音楽ストリーミングサービスに対応した。現状ではYouTube Music、Pandora、Slack Radio、Gaana、Saavnなど、日本のユーザーには馴染みのないサービスだけなので、あまり意味はないが、今後は対応サービスが追加されていくはずなので、いずれは便利に活用できるようになるはずだ。

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音楽ストリーミング時のデータ通信量を節約できるので、パケットプランが月間1GBや2GBの場合にはありがたい。

通信サービス

(1) au、データプレゼント

KDDI、沖縄セルラーは友人や家族にデータ量をプレゼントできる「データプレゼント」というサービスを提供開始した。このサービスは、データチャージサイトやデジラアプリからデータ量を購入し、他の人にプレゼントをすることができる、というもの。

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利用イメージ

データ量をやり取りするサービスは他にもあり、一つは自分のデータ量を使い切ったときに追加できる「データチャージ」、そして、余った分を繰り越せる「データくりこし」、家族間でデータ量を贈り合える「データギフト」だが、新たに購入して他の人にプレゼントできるサービスは今回のデータプレゼントのみ、となる。

あとがき

ついにNOTTVが終わってしまいます。思えばNOTTVは開始当初から時代にそぐわない微妙な感じがしていましたが、やはり苦しかったようです。使用していた電波も返納するということで、今や電波を使った映像配信サービスをモバイル端末向けに提供するのは厳しい時代なのだと思います。一方のdTVはキャリアショップで端末を購入するときのセット加入が多いとしても、中身はかなりいいサービスなので、今後も加入数が増えていく可能性が感じられます。どうしても「ドコモ専用サービス」という印象が拭えないので頭打ちする可能性もありますが、本当はHulu、Netflixなどと競合する、誰でも利用できるサービスなので、今後どこまで伸びるのか気になるところです。

GAPSISがお伝えしました。次回もお楽しみに!






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