Feel Sketch Browser : 楽しいお絵描きでAR(拡張現実)を体験!Androidアプリ306

どうもこんばんは、タマイ・ラマです!
AR(Augmented Reality : 拡張現実)は、デバイスを通じて現実に存在する物を見る際にバーチャルな情報を付加して表示してくれる技術です。

と、口で説明してもなんだか分かり辛いですよね!というか、私自身がうまく説明出来ている自信がありません!
そこで今回ご紹介するアプリ「Feel Sketch Browser」は、お絵描きをしながらAndroidでARを体験させてくれるアプリです!

※本アプリ「Feel Sketch Browser」で認識するPMコードは、Windows上で動作する「Feel Sketch Authoring Tool」を用いて作成しますので、本レビューはWindows環境があるものとしてご紹介を進めていきます。

早速使ってみましょう!Google CodesのページからFeel Sketch Authoring Toolをダウンロードします。
絵の描き方などは直感的だと思うので割愛しますが、Google Codesのページにはソフトの詳しい使い方が載っています。

ドロイド君を描いてみました!
(キャプチャはWindows上のFeel Sketch Authoring Toolです)

さて、Feel Sketch Authoring Tool上で「ファイル」>「画像として保存(PMコード)」を選択すると印刷用の画像ファイルを出力できます。
用紙のサイズ、PMコードの位置が認識する際にとても重要なので、予め指定してから保存してください!

これが今回作成したPMコード付きの画像です。
これをカラープリンターで印刷します!

ここまでの準備が終わったら、いよいよAndroidのFeel Sketch Browserの出番です!
Feel Sketch Browserを起動して印刷したPMコードを撮影します。
なるべく四角の枠にPMコードを合わせて撮影するといいみたいです。

撮影したら、アプリがPMコードを読み込むまで待ってください。
読み込みに失敗したら「Decode Error」と言われるので、再度PMコードを読み込んでください。

読み込みに成功したら、アプリはARを表示する状態へ以降します!
今度はAndroidの画面全体に印刷した用紙が入るように位置を調節します。
用紙全てが画面に入って、アプリがPMコードを認識したら・・・

ドロイド君が登場しました!!
ちょっと足のあたりのパスがずれてしまいましたが、これはなんだか楽しくなってきました!

足の線がずれたり、ドロイド君とPMコードがかぶってしまった事もあり、もう1枚書いてみようと思います。
1枚目と同様の作業を経て、作成した印刷用の画像です!

今回はうまくいきました!
やっぱりドロイド君っていったら緑ですよね!ついでに雲に乗っけてみました。

PMコードのスケールと位置が合えば、余白に何を書いても認識してくれます!
これ以上、私のつたない落書きを見せるのもアレなので、みかんを置いてみました!
ちゃんと認識してくれます!ちょっと太陽っぽく見えるかも!?

公式ページにあるビデオでは、アンパンマンの胴体だけを紙に書いて、ARで顔を表示させていました。
余白に書き込むモノ次第でいろいろ面白いことが出来そうですね!

本アプリはオープンソースプロジェクトとして開発が進められているので、興味のある方は是非Google Codeのページを御覧下さい!

携帯端末で拡張現実といえば、Layarセカイカメラが有名ですよね!(オクトバ「Layar」レビュー記事
これからもどんどん面白くなっていく分野だと思うので、楽しいアプリがあったらどんどん取り上げたいと思います!
AR系のアプリは、レビュー用のキャプチャを撮るのが大変なんですけどね(笑)!