Proxoid : 御推薦!USB接続でAndroid携帯を使ってパソコンでネット!Androidアプリ330

こんにちは、タマイ・ラマです。

今回ご紹介する「Proxoid」は、Android携帯をプロキシサーバにすることで、パソコンとAndroid携帯をUSB接続したときにパソコンからインターネットへのアクセスを可能にするアプリです。
本アプリを使えば、Wifi環境の無い喫茶店などでパソコンを開いてブログの更新やメールの送受信が行えます!
そうです!これはとても嬉しいことです!

導入方法に文字をさかれてしまった今回のレビューですが、ノートパソコンを普段使っている方にはとても便利で一押しのアプリです!

Proxoidを使うためには、パソコンとAndroid携帯で設定を行う必要があります。少々面倒くさいですが、一回設定してしまえば次回からは割と簡単に使えます。
詳しくはGoogle Docsに各プラットフォームでのアプリとパソコンの設定方法があります。
以下の設定方法は、Google Docsのページを私なりに抜粋して翻訳したものです。
尚、私が使っているMac OSX Leopard以外の環境ではテストしていませんのでご了承ください。

パソコンの設定

Windows

1. Android SDKとドライバのインストール(ダウンロード
※Android SDKは200MB以上あり、開発者以外はほとんど使いません。
そこで、アプリの実行に必要な分だけのサブセットが用意されています。
サブセットはこちらからダウンロードできるので、そちらを使用すると楽です。

2. ファイル展開後の「proxoid-adb」ディレクトリにある「start-tunnel.bat」を実行

3. パソコン上のブラウザで使用するproxyの設定をlocal host 8080に設定
※この操作はご使用のブラウザによって異なります。
一例としてInternet Explorer8の場合は「ツール>インターネットオプション>接続>LANの設定」から行えます。

Linux

SDKインストール以後は基本的にMac OSXの設定と一緒ですのでそちらをご覧ください。

Mac OS X

1. Android SDKのインストール(ダウンロード

2. adbの実行
お使いのシェル上でsdk-android/toolsへパスを通し、ターミナルで

adb forward tcp:8080 tcp:8080

とタイプしてください。

※Google DocsのページではSDKのsdk-android/toolsへパスを通す事が推奨されてますが、パスを通す方法がよくわからなかったり、面倒な場合は直接実行しても大丈夫だと思います。
ターミナルで

[sdkへの絶対パス]/toos/adb forward tcp:8080 tcp:8080

とタイプしてください。

終了は

adb kill-server

で行えます。

3. パソコン上のブラウザで使用するproxyの設定をプロキシ:「local host」ポート:「 8080」に設定
※この操作はご使用のブラウザによって異なります。
一例として、Firefoxの場合は環境設定>詳細>ネットワーク接続設定>接続設定から行えます。

Androidの設定

1.  Proxoidのインストール

2. USBデバッグをオンにする
Android本体の「menu>設定>アプリケーション>開発」から「USBデバッグ」をオンにします。

3. proxoidを実行し、スタート状態にする
チェックボックスを選べばスタートします!

以上で設定はおしまいです!これでパソコンでブラウジングができます!

設定では使用するポート番号の変更と、

ブラウザで使用するUser Agentの設定ができます!

もちろん、本アプリを使って行った通信はパケット料金等がかかるので、個人の責任のもとご使用ください!
尚、このアプリを利用した場合の通信料金の設定等については未確認です。(参考ページ

最後に。
同じ様なアプリはいくつか開発されていますが、Proxoidはルート権限が必要無く、マーケット上にあるアプリという事で紹介しました。
proxoidの設定が面倒だという方はPdaNetというアプリもあります。
インストールが簡単でトライアル版と有料版があり、トライアル版は期限が切れたらhttpポートが使えなくなりますが、それ以外の機能はそのまま使えます。
こちらも便利なアプリなので、機会があればレビューしたいと思います!