今回はAndroidのログを確認するのに便利なアプリ、「aLogcat – Logcat Application」を紹介します。
ログを確認しやすくするための色分け機能・フィルタリング機能を備えており、起動しているアプリの挙動の確認、エラーのチェック、デバッグに、大活躍です。
アプリを起動すると、早速Android端末のログが表示されます。
ログの種類によって色分けされていて確認がしやすくなっています。
「メニューボタン」＞「Level」から、ログの種類を限定して表示する事も可能です。
指定できるログレベルは、高い順に「Vervose（default）」、「Debug」、「Information」、「Warning」、「Error」となっています。
ログレベルを指定した場合、指定したログとそれ以下のレベルのログが表示されます。
ログレベルを「Warning」に指定してみた画面です。
「Warning」と「Error」のログだけが表示されているのが確認できます。
このように自分の興味のあるログだけを抽出できます。
「Log Filter」機能を使えば、特定のキーワードが含まれるログだけを取得する事が出来ます。
特定のアプリケーションが出力したログだけを確認したい場合に便利です。
なお、この検索は大文字と小文字を区別するタイプです。
キーワード”dalvikvm”でログをフィルタリングしてみました。
上記の機能と合わせて、パソコンを使わずとも楽にログを見る事ができます。
またログのフォーマットも変更する事ができます。
自分の親しみやすい形式で表示したり、ログ解析を行う際に扱いやすいフォーマットを選択できます。
例えば、フォーマットを「Raw」に変えてみた場合です。
ログはメールで送信することも可能です。
ログをテキストファイルとして保存したい場合などにも使えます。
ログの確認はシステムやプログラミングの動きを確認する上でも重要です。
このアプリを使えば、とても楽にログを確認できるのでお試しください。