Macで動作する「Growl」は、新着メールや再生中の曲などをポップアップで伝えてくれる便利なアプリケーションです。
今回紹介する「Remote Notifier for Android」を利用すれば、Android上の通知も「Growl」で表示する事ができるようになります。
「Growl」とAndroid、両方使っている方はチェックしてみてください!
※本アプリはMac専用です。
Mac以外のマシンをお使いの方は姉妹プロジェクトの「android-notifier-desktop」をご覧ください。
設定
本アプリはWifi、Bluetooth(Android 2.0以上が必要)、USB(開発中)、携帯電話のネットワークを直接受信、のいずれかの方法で通知をAndroidからMacに送信できます。
Google プロジェクトのSetupに各手法でのセットアップ方法が書かれています。
以下にWifiでの設定方法を簡単に紹介します。
※ここに書かれている方法は記事執筆当時のもので、最新のものでない可能性があります。
ご注意ください。
基本的に行うべき事は、以下の3つのソフトウエアをインストールするだけです。
- Macに「Growl」(インストールされていない場合)
- Androidに「Remote Notifier for Android」
- Macに「MacDroidNotifier」
インストールが終わったら通知のテストを行ってみましょう。
Androidでアプリを起動し「IP/Wifi」にチェックが入っている事を確認します(デフォルトでオンになっています)。
MacとAndroidが同じネットワークに存在している事を確認して、「Send test notification」を選択します。
Mac上にGrowlの通知が表示されたら成功です!
これで充電、SMS、MMS、着信などを「Growl」で通知する事ができるようになりました!
Bluetoothの設定も、ペアリングの設定を行った後は同様のプロセスで行えます。
また、デフォルトの設定ではネットワーク上の全てのマシンに通知を送ってしまいます。
自分のマシンのみに通知を送りたい場合は、「IP/Wifi options>Target IP address>Custom IP or host」を選択してマシンのIPを登録する事ができます。
通知を受け取る
設定が終わったら、Androidとパソコンが通信を行える場所に置いておくだけで、「Growl」で各種ポップアップを表示させる事ができます。
パッテリーの充電具合
SMS/MMS受信時
SMS通知の拡大図
各種通知を受け取ったときのパソコンの挙動を設定する事もできます。
例えば、Androidに着信があった場合はパソコンをミュートにするようにデフォルトは設定されています。
パソコンに集中していると携帯への意識が薄くなってしまいます。
本アプリを使って大事な着信やメールを逃さないようにしましょう!