Desire特集 番外編 : Android 2.2(Froyo)はここが便利になりました!

10月8日にSoftbankのHTC DesireがAndroid 2.2に対応してからしばらく経ちますが、Desireユーザの皆さん、アップデートはお済みでしょうか?
まだの方は、「設定>この携帯電話について>システムソフトウェアの更新」より更新が行なえます。
今回のアップデートで多くの機能が追加されました
が、今回はその中から気になる機能をいくつかピックアップしてみたいと思います!

全体の動作速度アップ

新しいDalvik JIT Compilerの採用により、全てのアプリの実行速度がアップしました。
Googleは2倍から5倍の速度アップをうたっており、今まで重たいと感じていたアプリも快適に動くようになります。

ブラウザ上のJavaScriptの実行速度も改良されており、より快適なブラウジングが可能になりました。

マーケットのアップデート

マーケットがアップデートされ、見た目が変更になった他に”全て更新”と”自動更新”が可能になりました。
「すべて更新」ボタンを押せば、アップデート可能であるアプリの一括更新が行えます。

「自動更新を許可」にチェックボックスを入れておくと、アプリを自動更新してくれます。

いずれの場合もアプリの利用規約に変更があった場合は手動でチェックするダイアログが表れるので、急な仕様変更があっても安心です。

Flash 10.1への完全対応

パソコンで再生できるFlashコンテンツのほとんどがAndroidでも利用できるように。
これに伴い、これまでの難のあったニコニコ動画、Ustream、Vimeoなどの再生がブラウザを通じて行えるようになりました。

SDカードへのアプリのインストール

アプリをSDカードへインストールする事が可能になり、本体容量に関する問題が大きく改善されることになりました。(※SDカードに移せるのは対応しているアプリのみです。)
別の端末へのアプリの移動も、SDカードをさすだけで簡単に行えます。

Android 2.2用のAPI

デベロッパーは数々の新しいAPIを使ってアプリを開発できるようになりました。
中でも「Cloud to Device Messaging API」は、クラウドからAndroidアプリへメッセージのPushを行う事を可能にしています。
このAPIを用いている「Google Chrome to Phone」では、パソコン上の操作だけで任意のページをAndroidで開く事を可能にしています。

また、Gmailアプリが改良されマーケットアプリになったり、SoftbankよりMMSを利用できる「SoftBankメール」が公開されているなど、Android 2.2用の便利なアプリも既に多く存在します。

動画撮影の解像度がHDサイズに対応

今までのWVGAまでしか対応していなかった動画撮影が、念願のHD(1280 × 720)対応になりました。
目に見えて画質が変わり、携帯電話でこのレベルの動画が撮影できるのは純粋に嬉しいですね!

ブラウザからファイルのアップロードが可能に

ブラウザから直接デバイス内のファイルをアップロードできるようになりました。
特別なアプリのインストールの必要なく、ブラウザだけでファイルを共有できるのは非常に便利です。

例えば、Flickrのアップロードページから「ファイルを選択」を選ぶと・・・

直接「ギャラリー」などから写真を選ぶことができます。

その他

ご紹介してきた他にも、細かな機能が追加されています。

何気に通話画面のドロイド君の見た目も変わっています!(※連絡先にアイコンを登録していない場合)


以上、簡単ではありますがAndroid 2.2の変更点について触れてみました。
見た目に大きな変化はありませんが、細かい所が改善されており非常に快適になっています!

【参考資料】GoogleによるAndroid 2.2の紹介動画