ドコモの裸眼3D対応Android携帯「LYNX 3D SH-03C」実機デモムービー

12月3日にドコモから発売予定の「LYNX 3D SH-03C」。ワンセグや赤外線、おサイフケータイなどの従来の携帯電話の機能が使えるようになるということで、発売日を楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。

その「LYNX 3D」の動画レビューを少しでも早くお届けすべく、ITmedia主催の”LYNX 3Dタッチ&トライイベント”に参加してきました。「LYNX 3D」の購入を検討されている方は要チェックです。

外観

左側面。
他のAndroid端末にはストラップ用の穴がないものもありますが、シャープ製Android端末にはしっかりと用意されています。
ちなみに、シャープの担当者さんによると今後もストラップの穴は付けていくとのことでした。

上面。
ワンセグ用のアンテナがあります。向かって左端の部分をつまんで引っ張ることで、アンテナが伸長します。これも、他のAndroid端末には少ない装備です。

3Dの動画

「LYNX 3D」はその名のとおり、裸眼3D機能が売りの携帯です。端末には、あらかじめ幾つかの3Dサンプル動画がプリインストールされています。
下記画像はアニメ「鉄コン筋クリート」のサンプル映像。写真では伝わりづらいですが、実際に文字などが浮き出て見えます。
3Dの見え方は人によって誤差があるようですが、端末から顔を27cm(約30cm)離してみると綺麗に見えることが多いそうです。

他にも3Dサンプル動画の一覧には、アイドリングや初音ミクなどの動画が用意されていました。

デモ映像です。実写映像よりも、アニメやCGの方が立体感があるように感じました。

3Dのゲーム

次は、3D対応のゲームについてご紹介します。
「LYNX 3D」には、『3D SAKANA』『地球防衛軍 3D Mobile』『ゴルフレ』『Hppy Decoration 3D』等の3D対応ゲームアプリがプリインストールされています。
3D対応のゲーム自体が珍しいこともあり、どれも新鮮な感覚を提供してくれます。
下記画像は、色とりどりの魚を3Dで鑑賞できる水族館風のアプリ『3D SAKANA』です。

動画では、『3D SAKANA』『ゴルフレ』『Hppy Decoration 3D』の3アプリをご紹介しています。

3Dのワンセグ

「LYNX 3D」は前モデルの「LYNX SH-10B」同様にワンセグにも対応していますが、特筆すべきは、リアルタイムにワンセグを3D変換する機能が搭載されていることでしょうか。
シャープの3Dに対するこだわりが感じられます。また、動画の録画機能もあります。

ワンセグのデモ動画です。30秒辺りで、ワンセグの3Dへの切り替えを行っています。

ベールビュー

最後にご紹介しておきたいのが、「ベールビュー」機能です。
「LYNX 3D」には、「ベールビュー」という覗き見防止機能が標準搭載されています。「ベールビュー」機能をONにすると全体に薄く模様が表示され、正面以外の角度からは実際の画面が見えづらくすることができます。
この機能を使えば、電車の中などで隣の人の目をあまり気にせずにすむので助かる方も多いと思います。なお、「ベールビュー」機能と3D機能は同時には使えないとのことです。

「ベールビュー」は、画面上部の通知バーの中の中央にあるボタンでオン/オフを切り替えます。
動画でその機能をご覧ください。

いかがだったでしょうか。
今回は残念ながらおサイフケータイのご紹介はできませんでしたが、ワンセグや赤外線などの従来の携帯電話に必須の機能がほぼ盛り込まれている「LYNX 3D」は、これまで発売されたAndroid端末に比べても非常にインパクトのある端末でした。
私のようにおサイフケータイをよく使うユーザーにとっては、「待ちに待った端末が出た」といった感覚ではないでしょうか。
また、3Dを前面に押出した端末だけあり、3Dへのこだわりを随所に感じる完成度の高い端末でした。

なお、「LYNX 3D」発売日の12月3日より、日比谷克彦氏をはじめとする多くのクリエイターによるデザインコラボ背面カバーキャンペーン「LYNX 3D Debut Campaign」を行うそうです。
「LYNX 3D」購入者のうち抽選で2040名に当たるとのことですので、購入の際にはぜひチェックしてみてください。