セカイカメラ for Android : AR技術を用いた話題のカメラアプリ!Androidアプリ1256

『セカイカメラ for Android』は、「AR:Augmented Reality(拡張現実)」と呼ばれる技術を用いたユニークなアプリです。
本アプリはiPhoneアプリとして人気を博しただけにご存知の方も多いと思います。そのセカイカメラが、Androidアプリとしても登場しています。

「AR(拡張現実)」とは、カメラなどを通したディスプレイの映像に、現実には目に見えない情報を付け足す技術です。ディスプレイに映っているものに関する情報を付加することで、生活がより便利になると考えられている注目技術です。

『セカイカメラ for Android』は、カメラを通して見た空間に「エアタグ」と呼ばれる関連情報を付加して表示します。それでは実際にアプリを使った様子をご紹介します。
アプリを起動するとセカイカメラのロゴが表示され、すぐにカメラが起動します。

同時にGPSが起動して位置情報を取得します。そしてその場所に投稿されている「エアタグ」を自動的に検索します。
発見された「エアタグ」は下の画像のように表示されます。写真やコメントなど、さまざまな形で投稿されています。
また、ジオタグ(位置情報)が付加された「Twitter」のつぶやきも表示されます。

表示された「エアタグ」をタップすると、拡大して表示します。
誰が投稿したか、投稿日時が確認できます。

画面上の「Comment」をタップすると、「エアタグ」にコメントを残すことができます。
テキスト/フォト/サウンドを選びコメントを投稿します。

デフォルトの設定では表示されるエアタグが少ない可能性があるので「FILTER」をタップし、エアタグが投稿されてからの時間/現在地点からの距離/エアタグの種類を設定します。
お店の情報などに関しては特に鮮度は必要ないかもしれませんが、個人のつぶやきのような「エアタグ」だとそれが大事だったりするので、状況に応じて設定すると良いと思います。

自分でも「エアタグ」を投稿することが出来ます。投稿できる「エアタグ」の種類は「テキスト」「音声」「画像」の3種類です。
「POST」をタップし「エアタグ」の種類を選択すると、下の画像のような投稿画面が出ます。半角256文字(全角だと半分の128文字)まで入力できます。
入力欄の下の部分で「エアタグ」の形が選択できます。特にルールはないのでお好みのものをお使いください。
また、あらかじめTwitter、Facebookのアカウントを登録しておくことで「エアタグ」の投稿と同時につぶやくこともできます。
最後に「OK」をタップすることで投稿します。

投稿時に「SHOUT」をタップすることで、その名の通り叫ぶことができます。
投稿した「エアタグ」に羽が生え、あなたの半径200メートル以内にいるユーザーに向かって飛んでいきます。
近くで「セカイカメラを使っているユーザーがいる」と思ったら「SHOUT」してみてください!

そして、別途『Sekai Apps』という拡張アプリをインストールすることで、AR技術を用いたゲームを楽しむことも出来ます。

「セカイユウシャ」ではAR空間上に存在するモンスターを倒しながらレベルを上げ、最終的に魔王を倒すゲームです。

端末のカメラ越しにみた街中や部屋の中に、凶悪なモンスターが潜んでいます。この新鮮な感覚はARを利用したアプリならではです。
モンスターをタップすることで戦闘が始まります。

アプリを起動した位置によってはレアなモンスターやアイテムが登場するので、色々な場所でモンスターを探してみてください。
近くのユーザーとレベルや倒したモンスター数を競うことも出来ます。

話題性の高いアプリだけあって、その完成度は素晴らしいです。
お店情報など商業的な利用も増えている一方、Twitterとの連動をはじめ一般のユーザーのつぶやきも増えています。

いろいろな風景をセカイカメラ越しに覗いてみると新たな発見があるかもしれません。今、自分が立っている目の前にも、目には見えないだけでエアタグがゆらゆらしているかもしれません。
旅行の記念エアタグを残すなどの使い方もおすすめです。ぜひお試しください!