『Bizcaroid Lite』は、名刺に書かれた情報を簡単に電子化できるアプリです。
本アプリはただ名刺を撮影するだけでなく、名刺に書かれた文字が名前なのか、住所なのか、電話番号なのかを自動で認識してくれます。
オムロンソフトウェアの開発した優秀な文字認識機能(Mobile OmCR)を備えており、カメラ撮影を利用して数秒で各情報の登録が行えます。また、Evernoteと連携してオンライン上に名刺のデータを保存する事も出来ます。
取引先の連絡先は確実に参照できる形で残しておきたいもの。ビジネスの場でAndroidを使っている方には嬉しいアプリです!
さっそく、手持ちの名刺を登録してみます。
アプリ起動後、「名刺撮影」ボタンから名刺を撮影します。この時、名刺に書かれた情報が全て映るように注意してください。
撮影後、情報の追加や細かい調整が行える画面に移動します。
非常に高い精度で名刺に書かれた情報が自動認識されています!(本レビューのキャプチャは紹介用に一部情報の変更を行っています。)
この認識精度は感動ものなので、ぜひお手元の名刺でお確かめください。
認識された内容に満足出来なかった場合は、「撮り直し」ボタンから再度撮影が行えます。
全ての情報が正しい事を確認したら「新規登録」「更新登録」ボタンを押して、情報を端末の「連絡先」へ登録します。
先ほどの情報がしっかり登録されました。
これでAndroid端末から先方にすぐ連絡をとる事が出来るようになります。
「Evernoteと連携」ボタンを押すと、撮影した画像をEvernoteに保存します。(この機能を利用するにはEvernoteアカウントが必要です。)
パソコンなど他の端末で名刺を見返す事が出来るようになると同時に、Evernoteにも文字認識機能があるので情報の検索も行えます。また、登録された画像には自動的に「名刺」タグが付くので後から見返す時にも便利です!
日本語以外の名刺を読取る場合は、「言語設定」から言語の切り替えが行えます。
現在、英語、日本語、中国語(簡体字)、ドイツ語、フランス語、イタリア語、スペイン語に対応しています。国際的に仕事をしている人でも安心です。
「デザイン設定」からはアプリの見た目を切り替える事が出来ます。
デザインは5種類用意されているので気に入ったものをお使いください。
名刺は量が増えてくると全て持ち歩くわけにもいきませんし、情報を手書きでノートに書いたりパソコンに入力するのもなかなか大変な作業です。いざという時のためにも電子化しておけば安心です。
なお、本アプリの動作にはAndroid 2.1以上の環境が必要です。