【HTC Aria (S31HT)特集】 第1回 : テザリング対応のAndroid端末、ファーストインプレッション!

HTC Aria」は2010年12月17日より、イー・モバイルから発売されているHTC製のAndroid端末です。
コンパクトなボディにAndroidらしさ、イー・モバイルらしさを詰め込んだ「HTC Aria」の魅力を全3回に渡りお伝えしていきたいと思います。

特集第1回目の今回は、「HTC Aria」の全体的な概要についてご紹介したいと思います。

外観

「HTC Aria」の外観上の特徴といえば、何と言ってもそのコンパクトさです。手のひらにすっぽりと収まるサイズです。

ディスプレイは3.2インチのタッチパネル液晶です。
解像度は320×480(HVGA)と、最近のAndroid端末の中では低めですが実際に使用している上で違和感は感じません。

ボタンは4つの静電式のタッチボタンと、中央に光学トラックボールを備えた物理ボタンが1つあります。
タッチボタンは左から、「ホーム」「MENU」「戻る」「検索」となっています。

サイドには音量調節用の物理ボタンが配置されています。

背面は「HTC Desire」などと同様、マットな質感になっています。そして銀色の「HTC」のロゴがキラリとアクセントになっています。
上部には500メガピクセルのCMOSカメラを搭載しています。

「HTC Aria」と「HTC Desire」を並べてみました。並べるとさらに「HTC Aria」のコンパクトさが際立って見えます。
重さが115gととても軽いのも「HTC Aria」の特徴の1つです。

スペック

まとめ

外観をまとめると、「HTC Aria」はともかく”コンパクト”な端末です。
スーツの胸ポケットにもすっぽりと収まる大きさで、Wi-Fiルーターとして使用もできるスマートフォンと考えるとこのサイズは驚きです。
OSはAndroid 2.2を搭載するなど、スマートフォンとしても優秀な端末と考えてよさそうです。

NTTドコモやau、ソフトバンクといった大手携帯電話キャリアではなく、イー・モバイルから発売された端末ということもあり少し認知度が低い本端末ですが、他のAndroid端末に負けない実力と魅力を持っています。テザリングに対応している点などは、大手キャリアにはない大きな特徴です。
この特集を機会に、ぜひ興味を持ってもらえればと思います。

次回はHTC独自UIのホームアプリ「HTC sence」やビジネスで役立つ自動音量調節機能などについてご紹介します!