『Frame Grabber』は、動画のシーンから静止画を生成してくれるアプリです。
カメラで決定的瞬間を狙おうと思っても、シャッターのタイミングがずれたりして思うような写真が取れないことはよ~くあります。
本アプリは動画を撮影し、その後シーンを選択して静止画として保存できるという優れものです。
もちろん、撮影した動画から好きな瞬間を画像にしたいときにも嬉しいアプリですよ!
まず、カメラで通常どおり動画を撮影します。そして本アプリを起動して、画面中央の「Tap and Select a Video」ボタンまたはmenu>「ファイル選択」でその動画を選択します。
動画を選択したら、下のキャプチャのように2分割された画面が表示されます。
上の画面は再生画面、下は操作パネルです。操作パネルの使い方を簡単に説明します。
真ん中の十字ボタンはシーンの移動と抽出数を変更するもので、その周囲に並んでいるものが抽出された画像です。
映像の長さにもよりますが、初めは限られた数しか静止画が抽出されていません。十字ボタンをドラッグして上に動かせば、より多くの静止画を抽出させることができます。
最大で0.04秒単位で静止画にすることができるので、決定的瞬間を抽出できるはずです。
また、画面を分割しているラインはシークバーとして働きます。青くなっている部分が現在シーンを抽出している部分です。
抽出範囲の移動は、十字ボタンを左右に動かすことで操作します。
シーンが決まったら、再生画面をタップします。すると、下に保存ボタンが表示されるので、タップすれば画像が保存されます。
保存されるとその下に履歴が表示されるようになり、それぞれをタップすることで画像の確認ができます。
より大きな画面で確認しながら抽出作業を行いたい場合は、menu>「拡大表示」で横画面表示に替わります。
巻き戻し/早送りボタンをタップすれば、抽出された画像を順にコマ送りのように見ることができます。
文章で読むと少し難しく感じるかもしれませんが、実際に使うときの操作は実に簡単です。また、全体のデザインも優れたアプリです。
逃したくない瞬間を写真に収めるには、動画+本アプリで決まりです!