2011年3月24日、NTT docomoよりソニー・エリクソン製のAndroid端末「Xperia arc SO-01C」が販売開始されました。
「Xperia arc SO-01C」は国内初となるAndroid 2.3を採用し、最薄部8.7mmのエレガントなデザインに、4.2インチの大画面液晶を搭載しています。
CPUには第二世代のSnapdragonを搭載し、「Xperia SO-01B」に比べ大幅に動作速度が向上しています。
オクトバでは全4回に渡り「Xperia arc SO-01C」の魅力について隅々まで迫っていきたいと思います。
第1回目の本日は「Xperia arc SO-01C」のスリムで優雅なデザインや外観をメインにご紹介します。「Xperia arc SO-01C」を既に購入された方も、購入を検討されている方も、気になっている方も、要チェックです。
外観
「Xperia arc SO-01C」(以下「Xperia arc」)のカラーバリエーションは「Sakura Pink」「Midnight Blue」「Misty Silver」の3色が用意されています。
中でもメインカラーとなっている「Sakura Pink」は派手すぎず、大人の女性が意識された色味です。
また、「Midnight Blue」や「Misty Silver」はグラデーション加工がなされており、落ち着いた高級感を演出しています。
ボタン配置は右から「メニュー」「ホーム」「戻る」となっており、「Xperia SO-01B」(以下「Xperia」)と比べると「メニュー」と「戻る」ボタンが逆になっています。
「Xperia」や他機種から移行する際は慣れるまでに少し時間がかかるかもしれません。
その他のボタンや端子のレイアウトは以下のようになっています。
- 右側面:通知LED、MicroUSB端子、音量ボタン、シャッターボタン
- 左側面:3.5mmイヤホンジャック、ストラップホール
- 上面:電源ボタン、MicroHDMI端子
MicroUSB端子にはカバーが付いておらず、簡単に接続、充電できるようになっています。
また、MicroHDMI端子が用意されているのでHDMIケーブルを使ってテレビや液晶に接続することで大画面で動画やゲームを楽しむことができます。
大きさと重さ
「Xperia arc」は国内では「Desire HD」に次ぐ大きさの4.2インチディスプレイを搭載しながらも、最薄部8.7mmという国内最薄レベルのスリムボディを実現しています。また、重さは約118gと「Xperia」と比べ21gも軽量化しています。
大きさは縦125mm×横63mm×厚さ10.9mmとなっており、縦に長い印象を受けますが、なめらかなフォルムが手にフィットしてより一層重さを感じさせません。
こちらは「Desire HD」「Xperia arc」「Xperia」の3つを並べた写真です。
写真では伝わりにくい部分もあると思いますが、手に持ったフィット感は「Xperia arc」が抜群に良く、片手での操作も楽に行えます。
「Xperia」はズッシリとした重量感がありましたが、「Xperia arc」は手に馴染むフィット感があります。
こちらは「Xperia arc」と「Xperia」を横から撮影した写真です。ほのかに背面が曲線を帯び、弧(arc)を描いているのがお分かりいただけるかと思います。
液晶・ディスプレイ
「Xperia arc」は「Xperia」の4.0からさらにインチアップした4.2インチフルWVGAディスプレイ(480×854ピクセル)を搭載しています。
液晶部分には「クリアブラックパネル」を使用しているので、映り込みを抑えて鮮明にコンテンツを表示してくれます。
また、ソニーの液晶テレビ「BRAVIA」シリーズにも採用されている技術を応用した「モバイルブラビアエンジン」を搭載しているので、くっきり、あざやかな映像表現が可能になっています。
「モバイルブラビアエンジン」は設定>画面設定からON/OFFを切り替えられるので、バッテリーの具合が気になるときはOFFにすることができます。
映り込みが非常に少なく、太陽光の下でも画面をしっかり見ることができるのには驚きました。また、映像が実に美しく液晶が大きいため、動画やゲームを楽しむには最適な機種という印象を受けました。
まとめとムービー
今回は外観を中心にご紹介しました。
「Xperia arc」は「見る」「触る」といった五感に訴えかける部分が作り込んであり、非常に洗練されたデザインとなっています。
特に手に馴染むフォルムは格別です。弧(arc)を描くようなデザインは美しいだけでなく、持ちやすさも考えられていて女性にもおすすめできる端末となっています。ぜひ店頭で触って実感してみてください。
また、イヤホンジャックやHDMI端子などマルチメディア系の装備も充実しているので、エンターテインメント端末としても十分な性能を持っていると思います。
さて、デザインが秀でた「Xperia arc」ですが、その中身も突出しています。次回は各種機能やスペックなどについて迫っていきたいと思います。ご期待ください!
最後に、全体像を撮影した「Xperia arc」の動画をご覧ください。