『Ghost Commander File Manager』は、2つの画面を開きながらファイルの管理が行えるファイルマージャーアプリです。
本アプリは、マーケットで絶大なる人気を誇っています。その人気を受け、オクトバでも二回目のご紹介です。
2つのディレクトリをそれぞれ独立して参照することができるため、ファイル移動などの操作がとても楽に行えるのが最大の特徴です。
機能も洗練されています。ギークの方にもおすすめの大好評ファイルマネージャーです!
本アプリでは、ファイル表示のためのインターフェイスが2つ用意されています。
初期設定では、オーバーラップモードというインターフェイスになっています。1つのディレクトリ内を参照してファイル管理が行えるモードです。
画面上部には現在のディレクトリが表示され、簡単に階層を確認できます。
そして、本アプリの特徴が「もう1つのディレクトリ」。本アプリでは2つのパネルを切り替えて、異なるディレクトリ内の操作をすることができます。
画面上部のディレクトリ表示部分をタップするか、音量ボタンでパネルの切り替えが可能です。
この機能の便利なところは、パネルが独立していることによって2つのディレクトリを見比べたりすることが簡単になるという点です。
あのディレクトリを見て、他のディレクトリを確認して、また元のディレクトリに戻って…という手間が省けます。
2つ用意されたインターフェイスのもう1つは、サイドバイサイドモードです。
サイドバイサイドモードは、2つのパネルを画面の左右に分けて同時に表示することができるモードです。
1つのパネルの表示面積は小さくなるものの、パネルを切り替える必要が無くなり操作がとても楽になります。FTPクライアントでよく見る形で、手慣れている方には扱いやすいのではないでしょうか。
2つのディレクトリを参照できるので、ファイルの移動やコピーもラクラクです!
まず、対象のフォルダ・ファイルを選択します。複数選択も可能なので、一度に大量のファイルの操作が行えます。
その後、下部のボタンの中からファイル操作を選び実行します。
すると、移動先を指定するフォームが出現します。ここに任意のディレクトリを入力してください。
サイドバイサイドモードの時には、入力せずとももう1つのパネルのディレクトリが表示されます。これもサイドバイサイドモードの大きなメリットです。
なお、サイドバイサイドモードにオーバーラップモードから切り替えるには、 menu>「Application」>「9 Settings」>「Side-by-side panels」をタップしてチェックを入れます。
1つのパネルが大きく見やすい「オーバーラップモード」と、2つのパネルの切り替えの手間が省ける「サイドバイサイドモード」。用途やお好みによって使い分けてください。
また、FTPサーバーへの接続もできてしまいます。
menu>「Location」>「Open FTP Site」から、各フォームにFTPサーバー別のデータを入力して「Connect」をタップするだけです。
ファイルサーバーへの接続方法は多数存在しますが、やはりFTPが一番簡単ですね。
rootへのアクセス、ファイルパーミッションの変更なども可能で、ギークの方にとっても面白いアプリではないでしょうか。
同時に、インターフェイスも基本的に一般的で扱いやすいタイプのものを採用しており、幅広い層におすすめできる優秀なファイルマネージャーです。