『BLOCCO 2.0』は、自分の欲しいと思った機能を持つオリジナルのミニアプリを作成できるアプリです。
目的と条件を組み合わせて、例えば「自宅に到着したらマナーモードを自動的にOFFにする」等の機能を持つ便利なショートカットや各種設定を切り替えるミニアプリが作れます。
「アプリを作成する」と言うととても難しいことをするように思いますが、本アプリではプラグインを利用して作るので特別な知識や技術などは全く必要ありません。アプリの指示に従っていくだけで誰でも簡単に便利な機能を作り出すことができますよ!
初回起動時には、本アプリのキャラクターを務めるブロッコくんからアプリの説明があります。
ブロッコくんの説明を読み終えると、まずはプリセットされているおすすめのミニアプリ10選(サンプル)が利用可能になります。
10選には「自宅までの乗換案内」「ラーメン屋探し」「朝9時にマナーモード」など、日常生活の中で便利に使える機能が用意されています。
これらの機能には、ホーム画面にショートカットを設置してワンタップで利用できるものや、自動的に設定した通りに切り替わるものなどあり、種類は多岐にわたります。
もちろん、本アプリは用意されているミニアプリを使用するだけでは終わりません。自分で欲しい機能を作ることもできます。
それでは、新しいミニアプリを作ってみましょう。
右下の「エキスパートモードへ」をタップしたあと、画面下部に表示される「作成」をタップしてください。
ミニアプリの作成の際は、あらかじめ用意されているプラグインを利用します。画面の項目を選択していくだけの簡単操作なので、難しいことはありません。
まずは、どのような機能を持つミニアプリを作りたいか選びます。選べる機能には「ボリューム設定」「Wi-Fiの設定」のような端末の設定や、「地図表示」「メール送信」などの特定のものがあります。今回は「乗換え案内」を選択してみます。
すると、乗車駅や到着駅等を入力する画面が表示されます。
利用する駅を入力して「SAVE」をタップします。
作成したミニアプリに名前をつけ、アイコンを選べばもうミニアプリの完成です!
ランチャーへの表示、ショートカットの設置などの項目も埋めたら、最後に「設定する」をタップしてください。
作成したミニアプリは画面下部の「ランチャー」や、ホーム画面に設置したショートカットから利用できます。
今回作ったミニアプリのアイコンをタップしてみると、指定した駅間の乗り換え案内がきちんと表示されました!
ミニアプリは、自動実行も行えます。この自動実行を指定することでミニアプリの利用価値がグッと上がります。
まず、「一覧」から設定したいミニアプリを選択します。
ここで、「〜したら(イベント)」の右隣にあるプラスアイコンをタップしてください。
ここから、「バッテリーが何%を切ったら…」や「地図で指定範囲内に入ったら…」といった、そのミニアプリの実行基準を設定できます。
例えば先ほどの「乗換え案内」では、新宿駅近くに来たらアプリを実行するという設定にすることで、駅に着いたらすぐに乗り換えの確認ができるという仕様になります。目的と条件を上手く組み合わせることで、より便利なミニアプリになります!
作成したミニアプリは、他のユーザーとも共有ができます。
「共有」から各項目を入力してアップロードすることで、他のユーザーもそのミニアプリを使うことができるようになります。
同様に、他のユーザーがアップロードしたミニアプリも利用できます。
「ギャラリー」から、ランキング形式やフリーワード検索をして、お好みのミニアプリを探してみてください。発想豊かな様々なアプリが共有されており、どれも便利そうです。自分で作るよりも良いミニアプリがあるかも?しれませんね。
いかがでしたでしょうか。
本来プログラムを何行も書かなければいけないようなミニアプリが、プラグインを使うことで簡単に作成できる驚きのアプリです。
プラグインはアプリに内蔵されているものだけでなく、Androidマーケットからさらにインストールすることもできます。
本当にいろいろな機能を持つミニアプリが作れるので、「欲しかった!」という機能がきっと作れると思います。ぜひ試してみてください!