Uloops Studio Pro : Androidで本格的に音楽制作!Androidアプリ1617

『Uloops Studio Pro』は、打ち込みや録音、マスタリングまでできてしまう本格的な音楽制作(DAW)アプリです。

本アプリはループシーケンサーを軸として豊富なイコライザーやエフェクターなどを搭載した本格的なDAWアプリです。
デスクトップミュージック(DTM)ファンの方は必見です!

初回起動時の画面には、「曲を制作する⇒コミュニティーで公開する⇒他のユーザーから反応をもらう」という3段階の流れが分かりやすく説明されています。

本アプリを利用するためには、ユーザー登録が必要です。「Create an Account」よりアカウントを作成します。

ログインするとメイン画面に移動します。画面左が曲の管理画面で、画面右がコミュニティーに関する画面です。
新しく曲を制作するときは「+ song」を押します。まずは、「Uloop Tutorial」でチュートリアルを見てみましょう。

チュートリアルは英語ですが、ボタンや機能の説明をしてくれます。
DAWソフトを使った事がある方なら簡単に理解できると思いますが、初めての方には少々難しいかもしれません。

本アプリでは最大12chまでトラックを作成することができます。各トラックは繰り返し再生することができる、ループシンケーサーになっています。

ループトラックを作成した後は、「+ device」でトラックを追加できます。
音の入力方法は「シンセサイザー」「ドラムマシン」「モジュレーター」「レコーダー」の4通りがあります。

試しに「ドラムマシン」でドラムの打ち込みをしてみます。
打ち込み画面は標準的なDAWソフトと同じデザインです。打ち込みが終わったら画面右上のボタンで再生することができます。

本アプリでは打ち込み以外にも、録音した音を使うことができます。
「+ device」で「Recorder」を選択すると、録音用のトラックが作成されます。長さや音質を設定して録音を開始してください。
 

その他、ミキサーやエフェクター、イコライザーなどDAWソフトに必須の機能は大体そろっています。
 

また、本アプリのコミュニティー機能では他の人が公開している曲を聴いてコメントしたり、ダウンロードしてリミックスすることができます。
評価の高い曲は非常に洗練されていて、聴き応えのある曲ばかりです。

いかがでしたでしょうか。

打ち込みの音のクオリティがあまり高くなかったり音の再生に時間がかかるなど、少し不満があるところもあります。
しかし、アプリ自体は非常によくできていて、「ドラムの打ち込みに歌や楽器の録音を加えて簡単なデモテープを作成する」という位なら、十分に使用することができそうです。

本アプリは有料ですが、いくつかの機能が制限される無料版『Uloops Studio Lite』もあるので、興味のある方はぜひ試してみてください。