マカフィーは23日、スマートフォンのデータを保護する強固な個人向けセキュリティーアプリ『McAfee WaveSecure』の提供を開始した。
このアプリを用いれば、Android端末を盗まれたり紛失した場合でも、端末の自動的ロックや遠隔でのデータ消去などにより大切な情報を保護することができる。
同アプリは3月上旬より試用版として提供されていたもので、今回新たに1ライセンスにつき年間19.90ドルとして正式に提供を開始する。7日間の無料トライアル版の提供も行っている。
『McAfee WaveSecure』アプリを導入することで、Android端末が盗まれたり紛失した場合に、専用の管理用ウェブサイトから遠隔操作で端末のデータを管理・保護することができる。
具体的には、紛失した端末の位置を管理用サイトの地図の上に表示することや、管理用サイトから遠隔で端末内の重要なデータの削除が行える。この他、管理用サイトは端末内のバックアップを保管する機能なども備えており、万が一端末が手元に戻らなかった場合にも、バックアップから重要なデータを復旧できる。
マカフィーは、「スマートフォンを紛失することは、通信手段を失うだけではなく、写真や連絡先、クレジットカード情報などといった個人情報や機密情報を失うことでもある。」としており、スマートフォンの紛失・盗難への危険性を訴えている。
【主な特徴】
・管理サイトから遠隔で端末をロック
・重要なデータの管理用サイトへのバックアップ
・端末の位置を管理サイト上の地図に表示、追跡
・管理サイトから遠隔で端末内のデータを削除
【関連情報】
マカフィー、スマートフォンのデータを保護する個人向けセキュリティサービスMcAfee WaveSecure を提供開始
McAfee WaveSecure – Android マーケット