ドコモは5月31日、Android端末に話かけることで、音声認識によってメールなどの文字入力ができるアプリ『Speakey』（スピーキィ）のトライアル版を5月31日より提供すると発表した。
同アプリは変換候補の表示も行うため、従来の音声認識ソフトに比べてスムーズに入力ができるようになるという。
『Speakey』は、発話した内容をテキスト化するとともに、単語毎に文章を分割し変換候補を表示する機能も備える。
この変換候補を表示する機能は従来の音声認識による文字入力には搭載されていなかった。
この機能により、訂正操作の回数が減るなどの効果が期待できる。
また、調べたい内容や要望を話かけることで、発話内容から予測されるジャンルのウェブサイトや、端末機能を起動することのできるアプリ『VOICE IT!』も同時に提供を開始する。
このアプリを用いると、「横浜で◯◯が食べたい」等と話かけることで、グルメ情報や地図を素早く確認できる。
両アプリともに、2011年5月31日～2011年11月30日までの提供を予定している。
また、対応機種は5月31日現在、Xperia (Android 2.1)とGALAXY S (Android 2.2)となっており、随時拡大の予定。
【関連情報】
・報道発表資料 : 音声認識技術を利用したサービスのトライアル提供開始 | お知らせ | NTTドコモ
・Speakey Lite with iWnn IME – Android マーケット
・VOICE IT! – Android マーケット