『KINGSOFT Mobile Security』は、ウイルススキャンからアプリの管理まで行える総合セキュリティアプリです。
パソコン用にウイルス対策ソフトを提供しているキングソフトから、Android向けのセキュリティアプリが登場しました。
ウィルスチェックはもちろんのこと、着信・SNSのフィルタリングや、電話帳・通話履歴の保護など、万が一に備えた機能を豊富に備えています。
また、タスクマネージャーやメモリの開放など、アプリ管理も行える万能アプリです!
起動すると、それぞれの機能が一覧で表示されます。
今回はそれぞれの機能ごとに、詳しくご紹介していきます。
【セキュリティチェック】
「セキュリティチェック」では、悪意のある不正アプリをスキャンします。
242個のアプリをわずか10秒足らずでスキャンできてしまいました。とても高速です。
スキャンには通常の検索と、ネットワークを利用したクラウドスキャンの2つが用意されています。
クラウドスキャンでは、常に最新のウイルス情報でスキャンすることができます。こちらは1、2分程度かかりました。
スキャンが完了すると、4段階の安全基準に基づいて結果が表示されます。
もし、安全ではないと判断されたアプリが検出された場合は、その場でアンインストールすることができます。
【通話履歴管理】
「通話履歴管理」では、通話やSNSのフィルタリングが行えます。
特定の相手からの着信を拒否(ブラックリスト)したり、特定の相手以外をブロック(ホワイトリスト)することができます。
どちらの方式にするかは、設定画面から選べます。
試しに、ブラックリストに登録した番号から発信してみます。
まず、「ブラックリスト」からリストに電話番号を追加します。
そして、登録した番号から発信すると、呼び出すことなく留守番電話サービスにつながりました。
「ブロック履歴」から着信拒否した通話を確認することができます。
また、着信画面に発信地を表示する機能や、電話番号から発信地を探す機能もあります。
【パケットチェッカー】
「パケットチェッカー」は通信量を監視して、指定の通信量をオーバーする前に知らせてくれます。
海外渡航時など、定額プランが適用されない場合に役立ちます。
通知する通信量やタイミングは、設定画面から変更できます。
また、使用状況は通知バーから素早くチェックできます。
どのアプリがどれくらいの通信を行っているかをチェックすることもできます。
【プライベートフォルダ】
「プライベートフォルダ」では、SNS、通話履歴をパスワードで保護することができます。
まず、初回利用時にパスワードを設定して、保護したい連絡先を登録します。
設定が完了すると、通常の通話履歴には登録した連絡先が表示されなくなります。
登録した連絡先からの通話履歴は、アプリのSNS履歴、通話履歴からのみ参照可能です。
【アプリ管理・タスクマネージャー】
「アプリ管理」では、アプリのアンインストールなどが行えます。
使用頻度が表示されるので、最近利用していないアプリも一目瞭然です。
「タスクマネージャー」では、起動しているアプリが一覧で表示されます。
メモリの使用量も表示され、不要なアプリを終了することができます。
また、ウィジェットもあり、ブラシマークをタップするとバックグランドで動いているアプリを終了して、メモリを開放してくれます。
いかがでしたでしょうか。
1,980円とAndroidアプリの中では高額ですが、それ相応の機能が用意されています。
これだけ高機能でも動作はとても快適で、使用にストレスは感じませんでした。
最近、Android端末を狙った不正アプリなどが増えてきているので、気なる方は購入を検討してみてください。