『Gotcha! Lite』は、端末の動きやアプリの起動を検出してログを残してくれる監視アプリです。
さまざまなデータを扱えるスマートフォンには、重要なデータが入っていることも少なくありません。そもそも、スマートフォンと言っても基本は携帯電話。個人のプライバシーはもちろん、他人に触られることも嫌だったりしますよね。
このアプリでは、自分の知らない間に誰かが触っていなかったかを監視することができます。触られたことに加え、アプリが起動されたかも記録されるので、何かと心配な方は導入を検討してみては?
アプリのトップ画面には、現在の設定内容が表示されます。
「スタート」をタップすれば、すぐ(画面の設定では10秒後)に監視がスタートします。
画面下部のタブを切り替えることで、ログの表示や設定の画面を表示します。
アプリの設定では、監視をスタートするまでの秒数、監視時間や監視対象などを選ぶことができます。
本アプリでは、他のアプリの起動の監視以外にも、モーションセンサを使った監視も行えます。端末のセンサーを利用した動きの検出により、端末を少し持ち上げただけでも反応して記録してくれます。
「モーションセンサ」の項目をタップすることで、その機能のON/OFFを切り替えることができます。
「監視スタート」の項目では、スタートボタンを押してから何秒後に監視を開始するのかの変更ができます。
自分が端末を触っているのに監視してもあまり意味がありませんよね。ここは30秒ぐらいに設定しておくのが良さそうです。
「監視時間」の項目は、1時間から最大12時間の範囲で選択できます。
「寝ている時に監視して欲しい。」という人でも大丈夫ですよ。
それでは、監視をスタートさせてしばらく経った後の監視結果を見てみましょう。
監視結果には、動きが検出された時、端末内のアプリが起動された時の時間などがリスト化され表示されます。
かなり細かく記録を取っていて、時間も1秒単位で分かります。ログは最大で100件まで保存されます。
ちなみに、無料の本アプリでは、他のアプリの起動に関しては「Some applicationが起動されました」とアプリが起動したことのみ記録されます。
本アプリの有料版の『Gotcha!』では、どのアプリが起動したのかまで知ることができます。
いかがでしたでしょうか。
このアプリ、監視中はバックグランドで動作するので「実行中のサービス」などを見られない限り他人には監視の有無が分かりません。
ただ、実際は自分で動かしてしまっていることや、Android端末内部でさまざまな動作が行われていることも考えられるので、監視の結果にあまりナイーブにならない方が良いかもしれません。
Android端末には標準で暗証番号やパスワード、パターンによるロック機能があるので、まずはそちらで不正使用を防ぐようにしましょう。
その上で心配な場合、もしくはロックをかけると逆にある人に疑われるという深い事情を抱えている方は、参考に利用してみてください。