『適当日記』はタレント・高田純次の魅力が存分に詰まった電子書籍アプリです。
ミスター適当こと高田純次が、そのキャラクターに全く似合わない日記をつけるという企画で誕生した一冊ですが、内容の濃さ(面白さ)は群を抜いています。TVで見るよりもさらに磨きのかかった適当ぶりに大爆笑間違い無し!
『適当日記』は紙の書籍よりも電子版の売上が勝るという電子書籍を代表する一冊であり、電子書籍の入門としてもおすすめできます。日記なのでサクサク読めてしまうのも魅力です。
表紙です。
「これがオレの最後の本だと思ってくれていいよ。売れたらまた出すけど」とは、始めから高田純次節が炸裂してます(笑)。
画面の左側をタップすると、次のページに進みます。
この表紙のページをめくると下半分の帯がはずれるのですが、帯の下に隠れているものは何と!・・・内緒です。
本文は縦書きの比較的大きな文字表示で、とても読みやすいです。
日記なので1つ1つの話が短く、サクサク読めるのもポイントですね。
このアプリには紙の書籍には無い、電子書籍らしい機能もしっかりと用意されています。
例えば、本文を長押しすることで、その言葉を「goo辞書」や「Wikipedia」で調べることが可能です。
この機能はまさに電子書籍の強みでしょうね。
また、「マーカー」を使えば、まるで蛍光ペンで線を引いたようにすることができます。
覚えておきたい言葉や面白かった言葉をメモ代わりにマークしておきましょう。
「マーカー」で印を残した部分や「しおり」を挟んだページは、menu>「しおりとマーカー」の一覧表示で確認できます。
紙の本に線を引いていても、そのページを探すに一苦労してしまいますが、すぐに移動できるのも電子書籍ならではです。
もちろん、読むのを一時中断して続きから読むときは「しおり」を利用してください。
また、menuには「目次」「検索」といった項目もあります。
「検索」も電子書籍の魅力的機能の1つです。検索ウィンドウに調べたい文字を入力すれば、本文のどこにそのワードがあるかを教えてくれます。
そして、1ページずつめくらなくとも、画面下に表示されたバーで一気にページを飛ばすことができます。
ここまで機能が充実していると、紙の本とはまた違う魅力が感じられますよ。
文字のサイズや背景の色の変更も可能です。
文字サイズを調整すれば、紙の書籍よりも大きな文字で読むことができます。
文字の色を含め、自分の読みやすいようにカスタマイズしてみてください。
各種タブレット端末の登場によって、日本でも徐々に電子書籍が浸透しつつあります。
電子書籍になかなか手を出しづらい人も、電子書籍ならではの機能を試す意味で『適当日記』から始めてみるといいかもしれません。
なぜなら、基本、笑わしてくれて、たまにハッとさせられるような名言が載っている、そんな高田純次の日記だからです(笑)。