Googleは7日、同社のAndroid用マップアプリ『モバイルGoogleマップ』のアップデート版の提供を開始した。新しいバージョンは5.7.0。
今回のアップデートでは、徒歩経路をナビゲーションする「徒歩ナビ」のベータ版機能が追加されたほか、地図をオフライン環境で閲覧できるダウンロード機能が追加された。
同アプリの最新版は、Android マーケットにて公開されており、無料でダウンロードできる。
・徒歩ナビ
昨年9月より提供を開始していたGoogleマップのナビは、車の運転経路のナビゲーションのみに対応していたが、今回のアップデートにより徒歩経路のナビゲーションにも対応した。
目的地までの経路や所要時間を表示し、曲がり角などを音声で案内するほか、バイブレーションによる通知も行う。また、電子コンパス搭載端末では端末の向きに合わせて自動的に地図を回転する機能も搭載している。
【利用イメージ】
・地図のダウンロード機能
また、同アプリ内で利用できる実験的機能を提供する「Labs」において、地図のダウンロード機能が追加された。
この機能を有効にすると、任意のエリアの地図情報を端末にダウンロードし、オフライン環境でも閲覧することができるようになる。
【利用イメージ】
【関連情報】
・Google Japan Blog: Google 徒歩ナビ はじまりました
・モバイルGoogleマップ – Android マーケット