『シークレットアプリロック [体験版] 』は、各種認証を用いてさまざまなアプリの起動にロックがかけられるアプリです。
スマートフォンでは色々なアプリでデータの持ち運び、編集等ができとても便利ですが、心配なのはデータが誰かに見られたりしないか、といったことだと思います。特にビジネスマンの方にとっては、絶対に守らなくてはいけないものでもあります。
その保守管理に使えるのが本アプリです。アプリの起動にロックをかけ、認証に成功しないと起動できないように設定することができます。そして、驚きなのはその認証の豊富さです!
まずは、「ロックリスト」のタブでロックをかけるアプリを指定しましょう。
このアプリは無料版のためロックをかけられるアプリが3つまでという制限がありますが、3つあれば本当に重要なアプリに絞ってロックをかけることができますね。
ビジネス上重要なアプリやプライベート関係のデータが入ったアプリなどを優先的に指定すると良さそうです。
認証は各アプリに対して、それぞれ異なるものを指定することができます。また、1つのアプリに対して二重三重に認証をかけることもできます。
その認証は「認証リスト」のタブで設定します。画面下の「追加」をタップして認証を増やすことができます。
認証の数には驚かされました。その数は何と14種類です。
数字タッチ認証やポイントタッチ、ジェスチャー認証といったものはもちろん、位置情報や傾き認証、方位認証といった実世界の情報を利用した認証方法を取り入れているのには感心しました。
目を引くリバーシ認証やミサイルゲーム認証というのも面白いです。
これだけの数の認証を上手く組み合わせていけば、アプリを強固にロックできることは想像に難くないですね。ただし、下手をすると自分でもロックを解除できないようになるかもしれないので気をつけてください。
いくつか認証を試してみたいと思います。
まずはジェスチャー認証。
画面上の枠に、任意のジェスチャーを入力します。
簡単すぎると偶然解除される可能性もありますし、複雑すぎると認証に失敗してしまうことが増えてしまうので、そのバランスが重要になってくる認証方法です。
ジェスチャー認証の精度は良いようですので、多少複雑なジェスチャーにしておいても問題はなさそうに感じました。
次は位置情報認証です。
認証としては、あまり見ないタイプの認証方法ですね。しかし、使い方によってはとても有効な認証として利用できそうです。
GPSのデータをごまかすのは至難の業ですし、会社の中(近く)ではそのアプリを使えるようにするなどの工夫ができます。
この位置情報の認証は、他の認証と組み合わせて使うのも良さそうです。
いかがでしたでしょうか。
指定したアプリを起動しようとすると、指定した認証画面が現れ、指定した解除が必要になります。従来の使い慣れた認証とユニークな認証を組み合わせれば、かなり強力にアプリ起動のロックができると思います。
ただ、ロックしたアプリを起動させようとしてから認証画面が現れるまでの間に、そのアプリの画面が一瞬見えることがあるので、これが気になるかどうかは実際に使って試してみてください。
なお、このアプリが気に入った方にはロックできるアプリの制限が無くなる有料版『シークレットアプリロック Pro』もリリースされています。