Mozillaは8日、ブラウザアプリ『Firefox Beta』の最新バージョンをAndroid マーケットにて公開した。バージョンは6.0。
今回のバージョンアップでは、パフォーマンスの向上やAndroid 2.3以上の端末におけるUIの刷新、タブレット端末への最適化が図られている。
同アプリの最新版は、Android マーケットにて公開されており、無料でダウンロードできる。
Mozillaでは短期間で新バージョンを公開していくことを決定しており、6月21日のバージョン5.0公開からわずか17日でバージョン6.0のbeta版が公開された。なお、正式版の公開は8月16日を予定している。
今回、WindowsやMac、Linuxなどパソコン向けのリリースにあわせてAndroid版もリリースされたことになる。
同アプリでは、起動時間の短縮とメモリ使用量の削減によるパフォーマンスの向上や、Webページをオフラインに保存してアクセスを高速化する「IndexedDB」などに対応した。
【新機能一覧】
・起動時間を短縮し、メモリ使用量を削減
・高品質な画像の拡大縮小
・大画面タブレットへの最適化
・フォームヘルパーの改良
・Android 2.3以上を搭載した端末向けにデザインを刷新
・アラビア語、ヘブライ語など、RTL レイアウトを使ったページのレンダリングを最適化
・タッチイベントに対応し、同APIを使ったWebページの操作性を向上
・Webページがアクセス高速化のためオフラインにデータを保存できるIndexedDBに対応
【関連情報】
・Mozilla Japan ブログ – Firefox の新しいベータ版をテスト用に公開しました
・Android 版 Firefox 6 ベータ版リリースノート
・Firefox Beta – Android マーケット