Mozillaは16日、ブラウザアプリ『Firefox』の最新バージョンをAndroid マーケットにて公開した。バージョンは6.0。
今回のバージョンアップでは、パフォーマンスの向上やAndroid 2.3以上の端末におけるUIの刷新、タブレット端末への最適化が図られている。
同アプリの最新版は、Android マーケットにて公開されており、無料でダウンロードできる。
Mozillaでは、7月8日に同バージョンのベータ版をリリースしており、6月22日のバージョン5の公開から8週間ぶりのメジャーアップデートとなる。
今後も短い期間でメジャーアップデートを行う予定で、年内にバージョン9までアップデートされる予定。
今回のアップデートでは、起動時間の短縮とメモリ使用量の削減によるパフォーマンスの向上や、Webページをオフラインに保存してアクセスを高速化する「IndexedDB」などに対応した。
【新機能一覧】
・起動時間を短縮し、メモリ使用量を削減
・高品質な画像の拡大縮小
・大画面タブレットへの最適化
・フォームヘルパーの改良
・Android 2.3以上を搭載した端末向けにデザインを刷新
・アラビア語、ヘブライ語など、RTL レイアウトを使ったページのレンダリングを最適化
・タッチイベントに対応し、同APIを使ったWebページの操作性を向上
・Webページがアクセス高速化のためオフラインにデータを保存できるIndexedDBに対応
【関連情報】
・Mozilla Japan ブログ – 便利な開発ツールを追加した Firefox の最新版が登場 – Android 版はデザインを刷新しタブレットにも最適化
・Android 版 Firefox 6 リリースノート
・Firefox Beta – Android マーケット