サムスンは28日、次世代高速通信企画「LTE」に対応した新モデル「Galaxy S Ⅱ LTE」と「Galaxy Tab 8.9 LTE」を発表した。さらに同社は9月2日にドイツベルリンで開催される「IFA 2011」で「Galaxy S Ⅱ LTE」をリリース予定であることも明らかにした。
「Galaxy S Ⅱ LTE」は LTE / WCDMA / GSM のマルチモードをサポートするスマートフォンで、世界各国でその地域の最新かつ高速な通信方法で通信を行うことができる。さらに、4.5インチの「Super AMOLED Plus」ディスプレイで1.5GHzデュアルコア搭載し、1850mAhの大容量バッテリーを備える。また、Android 2.3 系のOSを搭載し、NFC(近距離無線通信)にも対応する。
「Galaxy Tab 8.9 LTE」は「Galaxy Tba 8.9」のLTEモデルとして登場したタブレット端末で、Android 3.2を搭載している。8.9インチWXGA(1280×800)ディスプレイで8.6mmの厚さと455gの重量になっており、持ち運び安さを重視した構成になっている。CPUは1.5GHzデュアルコアを搭載し、Adobe Flash 10.3のサポートも行う。
サムスンはこの2つの端末によって、急拡大する次世代通信規格市場での主導権を握ることを目指すという。
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