『mazec (J) for Android [β版]』は、手書き入力による日本語入力システムアプリアプリです。
本アプリを開発した株式会社MetaMojiは、あの「ATOK」や「一太郎」で知られるジャストシステムの創業者”浮川和宣・初子夫妻”が設立した会社です。
本アプリは、変換速度と認識精度の高さが特徴で、殴り書きのような文字でも正確に認識し、変換することができます。
また、”会ぎ”や”けい帯”といった漢字とひらがなの”交ぜ書き”を変換することもでき、ストレスフリーな手書き入力を実現しています!
本アプリは、2011年9月30日までの期間限定で利用できる評価版です。
製品版については、現在鋭意開発中とのことです。
キーボードアプリなので、インストール後は初期設定が必要です。
アプリを起動することで導入順序が表示されるので、それに従って設定していきましょう。
「言語とキーボードの設定」で「mazec 手書き変換 [β版]」にチェックを入れます。
続いて、文字入力欄をロングタップして本アプリに切り替えれば設定は完了です。
検索欄や入力欄をタップすると、画面下部に手書き入力のスペースが表示されます。
ここに画面をなぞるようにして、文字を書いていきましょう。
文字を書き終えると入力スペースの上に変換候補が表示されるので、候補をタップして入力完了です。
驚きなのは、認識精度の高さです。
かなり雑に書いても、ほとんど正確に認識してくれます。
入力スペースがいっぱいになってしまった時は、右上にある矢印をタップするとページ送りします。
また、画面下部の「Delete」をタップすると、1画戻すことができます。
長押しすることで、1文字またはすべてを消去することもできます。
本アプリでは、ひらがなと漢字の交ぜ書き変換にも対応しています。
例えば、”会議”と入力したいときに”議”の文字を書くのは大変ですね。
そんなときは、”会ぎ”と書くだけで”会議”という候補がでてきます。
また、目的の文字と認識されなかった時は、文字の下に表示されるボタンをタップすると他の候補が表示されます。
設定で「全画面入力モード」にチェックを入れれば、横画面では全画面で入力することができます。
入力スペースは広いので、とても文字が書きやすいです。
画面右下の「menu」から、入力したい文字を限定することもできます。
カタカナとして入力したのに、ひらがなとして認識されてしまうときなどに有効です。
実際に使用してみたところ、認識精度の高さと変換スピードに驚きました。もはや自分でも読めないような文字でも、しっかりと認識してくれました。
Androidの日本語入力アプリとして、有力な候補の1つになると思います。「フリックや、キーボードでの入力が苦手!」という方は、ぜひ1度お試しください!
最後に、公式のプロモーションムービーをご覧ください。
※Android端末からご覧の方は以下のリンクよりYouTubeアプリを起動してご覧ください。
mazec (J) for Android [β版]紹介動画