『i-フィルター for Android™ β版』は、有害サイトへのアクセスや指定したアプリの起動を制限できる、フィルタリングアプリです。
スマートフォンの普及により、未成年のお子さんなどがスマートフォンを持つことも増えてきています。
ガラケー(フィーチャーフォン)では、フィルタリングサービスが各キャリアから提供されていますが、スマートフォンでは今のところ提供されていません。
お子さんがスマートフォンを利用される際に、保護者の方が本アプリをインストールすることで、有害サイトへのアクセスや、アプリの起動・インストールを制限することができます。
なお本アプリは、2011年9月30日まで無料でご利用いただけるβ版です。
※追記
β版の公開期間は終了しました。
現在正式版がAndroidマーケットにて公開されていますのでこちらをご覧ください。
初回起動時には、「新規申込」から必要な情報を入力して登録を行いましょう。
最後に管理パスワードを設定すれば、登録は完了です。
もちろん、この作業は必ず保護者の方が行ってくださいね。
続いて、利用されるお子さんの情報を設定します。
アイコンを選択し、名前と生年月日を入力しましょう。
生年月日を登録することで、”中学生向け”や”高校生向け”といった年齢に合わせたフィルタリングを利用することができます。
次に、アプリケーション制御の設定を行います。
この画面で「禁止」に設定したアプリは、起動することができなくなります。
フィルタリングサービスは、本アプリ内蔵のブラウザでのみ利用できるので、他のブラウザアプリは禁止するようにします。
また、「マーケット」を禁止にすることで、アプリのインストールを制限することができます。
「管理ページ」からは、フィルター強度の設定や、ブラウザ利用時間を制限する「インターネットタイマー」の設定が行えます。
管理ページへは、パソコンからこちらにアクセスすることで、設定することも可能です。
そのほか管理ページでは、検索履歴や閲覧履歴などの情報が閲覧できます。
制限されたサイトにアクセスしたり、禁止したアプリを起動すると、このようなブロック画面が表示されます。
健全なサイトが誤ってブロックされてしまった場合は、理由を書いて送信することで、保護者にメールが送信されます。
その場合は、保護者の方がサイトの健全性を確かめた上で、ブロックを解除することができます。
自由さが魅力のスマートフォンですが、それを悪用したサイトやアプリなどが多く存在するのも実情です。
意図しない有害サイトへのアクセスなどを防ぐためにも、未成年のお子さんがスマートフォンを利用される保護者の方は、導入を検討されてみてはいかがでしょうか。