『TeamSpeak for Android BETA』は、パソコン向けボイスチャットソフトとして有名な「TeamSpeak3」のAndroid向け公式アプリです。
“TeamSpeak”はパソコン向けボイスチャットソフトとしてPCゲーマーを中心に、定番ボイスチャットソフトとして多くのユーザーが利用しています。
先日、バージョン3の正式版リリースに合わせてAndroid、iPhone向けアプリが同時に公開されました!
iPhone向けアプリは$4.99の有料アプリですが、現在のところAndroid向けアプリはβ版のため無料で利用することができます!
TeamSpeakはSkypeの電話を掛けるというイメージとは違い、部屋(チャンネル)に集まって会話するという形式が取られています。
そのため、相手に発信して応答してもらうという動作を必要とせず、”会話したい人が会話したい時にサーバーにアクセスするだけで良い”というメリットがあります。
上記でも述べたように、本アプリを利用するには”サーバー”を用意する必要があります。
サーバーはWindowsやMac、Linuxの環境で構築することができますが、無償で利用できるレンタルサーバーなどもあります。
TeamSpeakを初めて利用される方は、こちらのサイトを一読しておくと良いでしょう。
アプリを起動したら、まずは利用するサーバーを登録します。
「Bookmarks」>「New」と進み、必要事項を入力します。
サーバーの登録が完了すると、一覧に表示されるようになります。
「TeamSpeak Public Sever」というのは、公式のサーバーで誰でも利用することができます。
今回は、別途用意したプライベートサーバーを利用します。
サーバーを選択したら、「Connect」をタップして接続しましょう。
無事接続することができました。
TeamSpeakサーバーの多くは、サーバーの中でいくつもの部屋(チャンネル)に分かれています。
チャンネルを移動したい時は、チャンネル名を長押しタップして「Join Channel」を選択します。
チャンネルに入ると、2人のユーザーが既にいました。
呼び出してもらったりすることをせず、会話に参加することができましたね。
本アプリでは、プッシュトゥートークと言って画面下部のマイクボタンをタップしている間のみ音声を送信します。
音質はかなりクリアで、音飛びなども気になりません。
menuからはチャンネルの新規作成や離席状態、ミュートの設定が行えます。
会話を終了したいときは、「Disconnect」で切断しましょう。
切断せずに他のアプリに切り替えた場合は、バックグラウンドで動作し会話を聞くことが可能です。
Skypeなどの音声通話アプリとは異なる、ボイスチャットアプリに新しい選択肢を与えてくれる素晴らしいアプリだと思います。
ボイスチャットアプリに興味がある方は、ぜひ試してみてください!