博報堂DYメディアパートナーズは5日、クウジットと共同で、広告に埋め込まれた専用の画像パターンをAndroidスマートフォンのカメラを通して認識し、動画広告を配信するサービス「A-CLIP for Android」を開発したと発表した。
「A-CLIP for Android」は博報堂DYメディアパートナーズが開発した動画変換配信サービス「Rocket Box」とクウジットのAR技術「KART (Koozyt AR Technology:カート)」を利用して開発されたAndroidスマートフォン向けの動画配信サービス。新聞広告などに埋め込まれた特定のマークに専用アプリから起動したカメラをかざすと、広告に関連した映像・音声などのコンテンツが配信される。
既にIPhone向けには今年1月からサービス提供していたが、Androidスマートフォンの急速な普及を受けて、Android版も開発した。Android 2.1以上に対応しているが、端末の仕様などにより一部端末では利用できない場合もある。
同社は「A-CLIP for Android」の第一弾として9月4日の朝日新聞東京本社版・大阪本社版において、海外ドラマ専門チャンネル「スーパー!ドラマTV」の15段広告での展開を実施しており、今後も「A-CLIP for Android」の特徴を活かした新しい企画を実施する予定という。
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