JR東日本は6日、車両内でのパーソナルな情報提供システム「infoPic」を山手線1編成に搭載すると発表した。2011年10月4日から約1ヶ月間、「山手線トレインネット」という名称にて試験導入される。同サービスでは、電車の運行情報や乗換案内、エキナカ店舗のクーポンなどを配信する。
「山手線トレインネット」は鉄道関連情報として乗換案内や運行情報、車内状況などの情報を提供する。運行情報は首都圏各路線の遅延や運転見合わせ情報を提供するため、予期せぬ遅延にも対応しやすくなる。また車内状況では各号車の乗車率や車内温度がわかるため、すいている車両などが把握しやすくなる。
この他にも、沿線に関するニュースや、コミック・小説・動画などのエンターテインメント系コンテンツ、エキナカ店舗からのお得情報なども配信される予定。
「山手線トレインネット」を利用するには、設定画面からWi-Fi設定画面を開き、「Trainnet」のネットワークに接続することで可能になる。その後、ブラウザを立ち上げることで、専用のページが開くようになっている。
また、同社は9月20日に同サービスの公式サイト( https://www.yamanoteline-trainnet.jp ) を開設予定で、プレサイトには「山手線トレインネット」のAndoridアプリが近日公開予定であると記載されている。
【関連情報】
・山手線車内にてスマートフォン向け情報提供サービスを試行します | 東日本旅客鉄道株式会社(PDF)
・山手線トレインネット