『Splashtop Remote Desktop』は、パソコンを遠隔操作できるリモートデスクトップアプリです。
パソコンで行えることの多くがスマートフォンで行えるようになってきていますが、パソコンでなければできないこともまだ多くあります。
例えば”動画編集”などのマシンスペックを必要とする作業は、スマートフォンでは難しいところがあります。
本アプリでは、パソコンを遠隔操作できるリモートデスクトップアプリで、パソコンで再生している音をスマートフォンで聞くこともできます！
まずは、リモートで操作したいパソコンに公式サイトから「Splashtop Streamer」をダウンロードして、インストールしましょう。
ソフトはWindowsとMacに対応しており、今回はWindowsのパソコンを使用してご紹介します。
ソフトを起動したら、パスワードを設定しましょう。パスワードは8文字以上20文字以下で、アルファベットと数字を組み合わせる必要があります。
端末のWi-FiをONにしてパソコンと同じネットワークに接続すると、アプリ起動時にパソコンが自動で表示されます。
画面右上のプラスマークから、手動で追加することもできます。
パソコンを選択したら、先ほど設定したパスワードを入力して接続しましょう。
接続時には、操作方法がグラフィカルに表示されます。
シングルタップでクリック、ホールドで右クリックといったように、違和感なく操作することができます。
menuボタンはWindowsキーとして割り当てられており、スタートメニューが表示されました。
文字を入力したい時に、画面右下のキーボードのマークをタップするとキーボードアプリが表示されます。
日本語の入力にも対応していて、『ATOK』では特に問題なく入力&変換することができました。
また、画面上部のボタン群で「Shift」や「Ctrl」、「Alt」キーなど、Windows独自のキーを入力することができます。
端末を横に傾ければ、横画面での操作も可能です。タブレット端末で利用すれば、まるでWindowsタブレットのようです。
なお、Tegra2を搭載したタブレット端末には、最適化された『Splashtop Remote Desktop HD』がリリースされています。
そして本アプリの最大の魅力は、パソコンで流れている音をスマートフォンで再生することができることです！
動画編集やゲームなどのソフトをスマートフォンから利用することができますね。
実際に使用してみた感想としては、画面の遷移が滑らかで、動画やアニメーションなどがスムーズに表示されました。
また、音が再生できるのでノベルゲームなど、複雑な操作を必要としないゲームをプレイすることもできます！