『ささやくヤーツ』は、ツイートやSMS、端末の状態を読み上げるウィジェットアプリです。
先日のニュースでご紹介し、大きな反響をいただいた本アプリをさっそくご紹介したいと思います!
本アプリは、KDDI研究所が開発した文字から音声を生成する音声合成アプリ『N2 TTS』を使用して、様々なことを読み上げてくれます。
Bluetoothイヤホンを利用すれば、端末をポケットに入れたままSMSやツイートの内容を聞くこともできちゃいます!
独特の口癖を持つ2人のキャラクターから選択でき、ホーム画面が賑やかになりますよ!
本アプリを利用するには、音声合成アプリ『N2 TTS』が必要になります。
『N2 TTS』をインストールしたら、以下の手順で設定しましょう。
1. Android設定画面より、「音声入出力」>「テキスト読み上げの設定」を開く
2. 「エンジン」の項目にある「KDDILABS N2 TTS」にチェック
3. 既定のエンジンを「KDDILABS N2 TTS」に変更
以上で、『N2 TTS』の設定は完了です。
続いて、『ささやくヤーツ』アプリを起動しましょう。
本アプリはウィジェットアプリなので、ホーム画面のウィジェットを設置してタップします。ウィジェットのサイズは4×2です。
アプリを起動すると、音声通知のON/OFF切り替えや、キャラクター・通知項目の選択、通知履歴の閲覧が行えます。
キャラクター選択では、「~ぞえ」が口癖の「音無そえ」ちゃんと、「~でゲス」が口癖の「英ゲス男」から選択することができます。
キャラクターは東京コミュニケーションアート専門学校とのコラボによるもので、キャラクターのプロフィールを閲覧することもできます。
読み上げる通知項目は、着信やSMSのほか、Twitterの新着ツイートや、バッテリーの残量、電波状況など様々な項目を設定することができます。
なお、マナーモードになっている場合は通知が読み上げられないので、ご注意ください。
ウィジェット設置後しばらくして、新着ツイートを読み上げてくれました!
声は音声合成による機械的な音声ですが、「~ぞえ」という語尾がキャラクターっぽさを演出します。
文章の内容を聞き取ることができるので、Bluetoothイヤホンなどと合わせて利用すれば、鞄に端末を入れたままSMSや新着ツイートを確認することもできますね。
お喋りを聞き逃してしまった場合は、アプリの「お喋り履歴」より再度読み上げてもらうこともできます。
お喋り履歴は最大20件まで保存されます。
Androidには音声で入力するアプリはたくさんありますが、音声で出力するアプリはあまり多くありませんでした。
そんな中登場した本アプリは、端末の状態やSMS、Twitterの最新情報を音声で知らせてくれる、とても面白い試みのアプリです。
キャラクターは今後追加される予定とのことなので、期待です!