Googleは19日(米国時間)、NFC(近距離無線通信)技術を利用したモバイル決済サービス「Google Wallet」を開始した。
「Google Wallet」は日本における「おサイフケータイ」に近いサービスで、まずAndroid端末「Nexus S 4G」(米Sprint Nextel販売)向けに「Google Wallet」を利用するためのアプリケーションが提供された。
「Google Wallet」では、対応する端末を店舗に設置された機器にタッチすることで支払が行える(参考動画参照)。同サービスは今年5月の発表以来、サービスのスタートの発表が待たれていた。
現在、「Google Wallet」が利用できるのは、Android端末「Nexus S 4G」のみ。
また、利用できるクレジットカードは、実質「Citibank MasterCard」だけだが、既に他の主要クレジットカード会社のNFC技術のライセンスも取得済みであることも発表されており、対応カードは順次拡大される予定になっている。
なお、現時点で「Google Wallet」を利用できるのは、米Toysrus、米Sports Authorityなどの店舗。
【参考動画】
※Android端末からご覧の方は以下のリンクよりYouTubeアプリを起動してご覧ください。
・Introducing Google Wallet
【関連情報】
・Google Wallet – make your phone your wallet
・Official Google Blog: Launching Google Wallet on Sprint and working with Visa, American Express and Discover