人生、様々な状況で「記念日」や「約束事」、「有効期限」が発生します。恋人や家族の誕生日…イベントのチケット手配…などなど。
そしてその「忘れてはいけない」ことを記録するためのアプリもAndroidマーケットにはたくさん配信されています。それなのに忘れてしまう…そう、それが人間という生き物です。
そんな私を含めた健忘症から逃れられない人のためのアプリが『忘れてもOK』です。
機能は非常にシンプルです。忘れたくない案件を各ジャンル(誕生日や買い物、個人情報など)別に記入するだけ。
…ここまではほとんどの同類のアプリと一緒なのですが、『忘れてもOK』の場合、「手帳に付箋を貼り付けた」ようなデザインで、しかもイラストは色鉛筆やマーカーで彩色された落書き調(失礼!)ですし、手書き文字も多用されて、見るからに印象的。
まず、一番良く使うことになるのは記念日や期限などの日時に関する項目でしょう。
「日時」と「用件」を記入します。まるで手帳に自分自身で付箋紙を貼り付けたような外観がユニークです。
これなら頭の中でも記録した印象が強く残りますから、自ずと忘れにくくなりますね。「記念日」「期限」「イベント」の項目で管理可能です
欲しい物…つまり買い物リストはイラストや手書き文字がたくさん使われていて更にグラフィカル。「ジャンル」「店」別に記録できるので、管理もしやすいです。
また、星印を付ける形でランク付け登録も可能ですから、「誕生日に買う物」などは高くランク付けしておけば、誕生日そのものを忘れずに済むし、買い逃しの危険もなくなり一挙両得です。)
このアプリの中でも、一番ユニークなのが「重要項目」管理。
見るからに重厚そうな錠前のイラストで、しかも、周囲の鍵を使って開けてからじゃないと読み書きできません。
ある種のお遊び感覚とも言えますが、このような作業を伴うことで、「あ、アプリに記録してあったはず!」と思い出しやすくなるわけで、そこがこのアプリの狙い目だとも言えますね。
ただし!あまりにも重要な物に関してはアプリに記録したから「忘れてもいい」とはなりません。
端末そのものの故障も無いとは言えませんし、紛失したらそもそもアウトです。個人情報の取り扱いには細心の注意が必要ですよ!
特に事務的なデザインの多いビジネス向けアプリだと、スケジューラーなどは情報が見た目的に横並びになってしまい忘れがち。
そこにくると『忘れてもOK』なら、「ビジネス向けアプリは可愛くないし使いにくい」と考えているスマホ女子の皆さんにはピッタリのアプリだと思いますよ。