Llama – Location Profiles : お財布にも電池にも優しい!?全自動化ツール!Androidアプリ2189


『Llama – Location Profiles』は、時間や場所など特定の条件を満たした際に、特定の動作を自動で行う事ができる、無料の全自動化アプリです。
このアプリがあれば、様々なことが毎日自動的に実行されるようになります。
例えば…
「帰宅中は電車なので着信音OFF」
「家に着いたら着信音ON & WiFi ON」
「就寝時間中は着信音を最小に & アラーム音最大& WiFi OFF」…などなど。

なお、設定はすべて英語ですが、スマートフォン用語がある程度わかれば、英語力はほとんど不要です。
設定できる項目も多いため最初は戸惑うかもしれませんが、逆に設定さえ完了すれば、後は夢の全自動化生活が待っています!





まず本アプリの設定について、大まかな流れを確認しておきましょう。

・「Areas」で条件となる場所の基地局情報を登録
・「Profiles」で音量設定のセットを作成
・「Event」で、「○○な時、××する」というイベントを作成

今回は「就寝時間中(=自宅にいて、午前0時から7時の間)は着信音を最小に & アラーム音最大& WiFi OFF」というイベントを作成してみましょう。



まずは「Areas」で、自宅を登録しましょう。
初期状態で「Home」「Work」が登録されているので、「Home」に自宅の基地局情報を割り当てましょう。

項目を長押しし、「Start Learning Area」で選んだ時間後に取得した基地局情報が登録されます。この部分の設定が少々特殊ですのでご注意ください。

また本アプリは、基本的に3Gの基地局情報から位置情報を取得するため、「その場に行かないと基地局が登録できない」点にも注意が必要です。
例えば、職場にいる時に自宅の基地局情報を直接登録することはできないので、帰宅後に設定するか「Start Learning Area」で「在宅しているはずの時間」を指定しておく必要があります。


ちなみに「Setting」 → 「Experimental Stuff」の設定にて、GPSを使用する設定にもできます。
さらに『Map addon for Llama』をインストールすると、マップを使って位置の指定ができるようになります。
いずれも今のところ実験的な機能な上、GPSを使用するとバッテリーの消耗が増えるので、注意が必要です。





「Profiles」は各種音量設定が1つのセットになったものです。
初期状態で下記の4つの設定セットが用意されています。
・Loud
・Normal
・Quiet
・Silent
長押しで編集・削除ができるほか、右下の「+」で新規項目の追加もできます。

今回の例では「Quiet」の設定がちょうど「着信音を最小に & アラーム音最大」になっているので、そのまま利用します。







そして「Event」で自動実行イベントを作成します。
初期状態で様々なイベントが登録されているので、設定方法を参考にしてみてください。

今回は新規でイベントを追加するので、右下の「+」をタップします。







「Add Conditions」で条件を指定していきます。
「Enter Area」で先ほど位置情報を設定した「Home」を、「Time Bitween」で午前0時から7時」を指定します。







次に「Add Action」で条件を満たした際の動作を指定します。

今回の例では「着信音OFF」は「Profile」から、先ほどの「Quiet」を指定しましょう。
同じく「WiFiをOFF」は「WiFi」項目内にあります。

最後に「Event Name」でわかりやすい名前をつければ完成です!


ちなみに「Add Action」で「指定アプリの起動」なども指定できます。
「ヘッドセットを接続したら自動的に音楽アプリ起動」など、工夫次第で既存のアプリをさらに便利にすることもできます。

方法さえわかっていれば、それほど面倒な設定ではないはずですので、皆さんも是非オリジナル機能を追加してみてください!
自動化アプリを上手に使いこなして、スマートフォンライフをもっとスマートにしてみましょう!