最近では様々な企業がAndroid マーケットでアプリを配信しています。
もちろんその多くは自社製品の情報公開や検索などを中心とした物ですが、中には遊び心満載のアプリを提供してくれるところも少なくありません。
特に、一見ゲームとは縁もゆかりもなさそうな企業がゲームアプリをリリースしていることもあり、時にゲームデベロッパーでは考えもしないようなアイディアが詰め込まれている事も。
今回ピックアップする『マドリピッタンコ』は、日本最大級の不動産ポータルサイト運営で知られる「HOME’S」(ホームズ)による公式ゲームアプリです。
積み重ねた間取りを一挙に消して高得点
なおホームズからは、ちゃんと本来の(?)住まい探しのための専用アプリ『HOME’S』がリリースされていますが、この『マドリピッタンコ』は純粋なゲームアプリです。
これ以外にも様々なゲームアプリをリリースしていて、どれも面白い内容に仕上がっています。
ちなみにこの画像のキャラクターは「ホームズくん」といい、「HOME’S」のマスコットキャラです。
残念ながらこのゲームではホームズくんは絡んできません。
曲者の間取りに気をつけよう
ゲーム的にはいわゆる「テトリスクローン」の落ち物パズル。
ただしブロックの変わりに落ちてくるのは「間取り」です。よく不動産情報誌や広告で見る、あの間取り図の「間取り」です。
その「間取り」を組み合わせて消していくゲームです。ゲームスタート時のカウントダウンに「LDK」と表示されているのが面白いですね。
「間取り」の種類は全部で8種類。画面下段の操作パネルでプレイします。
横一列、隙間無く「間取り」で占められると、そこが消えて得点になります。ちなみに横は12マス分のスペースがあるので、スペースを空けずに埋めるタイミングが難しくなっています。
また、「間取り」の構成も同種のゲームと違い、小さかったり長かったりと曲者揃い。
次に落ちてくる間取りを常に意識して
特に厄介な「間取り」は中心が空いた物。スペースは食うし、中心に空白があるために大量得点が望めません。
この「間取り」の絶妙な設定が『マドリピッタンコ』の面白さに繋がっています。
画面左上には「次に落下してくる間取り」、右上には「一時停止ボタン」があります。
もちろん、「間取り」が積み上がるとゲームオーバー。獲得スコアをTwitterでつぶやくことも可能です。
点数も単位が「LDK」になっているのは、さすが日本最大級の不動産ポータルサイト「HOME’S」、といったところでしょうか。
本物の間取りはこちらでチェック!
ちなみに、スタート画面下段の右隅にある「お部屋を探すなら」のボタンをタップすると、直接「HOME’S」のサイトにアクセスできます。
来年春先に引越しの予定があるなぁ…という方は、ゲームを楽しみつつ物件を探しと言うのも手ですね!
『マドリピッタンコ』のもうひとつの魅力と言えば、デザイン面ですね。
企業体のリリースするアプリは野暮ったい物も多いのですが、本アプリは一般のゲームアプリにも負けていない完成度だと思います。
是非とも一度プレイしてみて欲しいアプリです。