ひとくちにアニメといっても、最近は「子供向け」と言えないほど様々な作品が登場してきました。特に深夜枠や、ネット配信されるアニメの中にはシニカルでディープ、デザイン性に優れた作品も少なくありません。そういった作品はかつては海外制作の輸入物ばかりでしたが、今では国産のものも多くなってきました。
この『USAVICH ゲームコレクション』は、「USAVICH」というカルトな人気を誇る国産CGアニメ作品をベースにしたミニゲーム集です。
舞台は1961年のソビエト連邦時代のロシア。しかも主人公2人組は、刑務所で服役中のウサギです!
あくまでもミニゲーム集なので、どのゲームもルール自体は非常にかんたんです。
ただ、アプリ全編に渡ってかもし出されるディープな雰囲気は、もう本編アニメそのまま。
ややひねくれた笑いが楽しめるゲームばかりです。
ゲームは主人公であるプーチンとキレネンコの収容されている監獄から始まります。
画面に浮かんでいるピンポン玉&ラケットやホイッスルなどをタップすると、それぞれのイメージに合った全部で6つのゲームが遊べます。
まずは画面右下の「マトリョーシカ」をタップし、クローズアップした画像をもう一度タップ。
するとゲームのタイトル画面が現れます。
全てのゲームは、始まる前にかんたんなルール説明があります。ルールは非常にかんたんなゲームばかり…なのですが、タイミング合わせなどがシビアなゲームもあるので、読み飛ばしてしまうと痛い目にあいますよ!
この「労働の時間1」の場合は、順不同で並んでいるマトリョーシカを大きい順に並べるのがルールです。マトリョーシカは指でスワイプして動かします。
全てのゲームに共通していますが、画面左下のオレンジの歯車アイコンが描かれたタブを引き出すと、設定メニューが登場します。
アイコンの内容は左から順番に次の通りです。
・→マーク…監獄の画面に戻ります。
・クエスチョン…ゲームのヒントなどが確認できます。
・スピーカー…サウンドのオンとオフを選べます。
・歯車…この設定メニューを元に戻します。
ピンポン玉&ラケットを選ぶと「娯楽の時間」が始まります。
ただし、このゲームはピンポンでもなければ卓球でもなく、ラリー時間を競う内容です。
画面下段のゲージに合わせて画面をスワイプすることでピンポン玉が打ち返せるのですが、そのタイミングが非常にシビア!
集中力が試されるゲームなので、全然娯楽といった雰囲気がありません…。
画面左隅のホイッスルでは「体操の時間」が楽しめます。
画面中に表示される矢印に合わせて、その矢印分だけ画面をスワイプすればOK。
タイミングが合っていれば丸印が表示されますし、連続して成功すると得点が加算されます。
もっとも「USAVICH」らしいゲームと言えば、この「トイレの時間」でしょう。
クリア目標として表示される時間ぴったりにボタンを押せば、無事にトイレに入ることができます。
自分が同じ目に遭ったらどう耐えるかを考えながらプレイしましょう。
「労働の時間」のパート2は、オスとメスとオカマ(?)のヒヨコを選別するゲームが待っています。
ノルマ数をクリアできないとお仕置きが待っていますが…。
また「虫退治の時間」は、まさしくハエ叩きが楽しめます。
監獄画面の、右上のアイコンをタップすると、各ゲームの成績がランキング表示されます。
それと、画面上段に「ふつうモード」と表示されているのがお分かりでしょうか?
実はランキングで特定の点数を獲得できると、さらに難しいゲームモードが遊べるようになります。是非ともがんばってください!
アニメ本編を知らない方でも十分楽しめるのが、このアプリの良いところですね。
もちろん一人で遊ぶのも良いのですが、Twitter連携機能を使って友達同士でランキングを競うのも面白いですよ!
またUSAVICHファンの方は、『プリプリ ウサビッチ』も要チェックです。