MorningBomb : 寝坊したらTwitterに晒される!?位置情報を使った画期的アラーム!Androidアプリ2358


朝起きることの辛さは、全人類共通の難問と言えます。
もちろんAndroidにも「クイズやパズルを解かないと解除できない」など、工夫を凝らしたアラームアプリが多数存在しますが、基本的には「いかに大音量を出し、解除させにくくするか」という方向性は変わりませんでした。

今回は「心理的プレッシャー」という全く新しいアプローチで寝坊を防ぐアラーム『MorningBomb』をご紹介します!
「指定時間内に家から離れないと、自動的にTwitterに反省文が投稿される」という字面だけだと、いまいちこのアプリの恐ろしさ…いや便利さが伝わらないので、早速使ってみましょう!








一見ホーム画面のようですが、これが『MorningBomb』のトップ画面です。

まずは左下の目覚ましボタンから初期設定をしましょう。
なお右下の「t」は他ユーザーの「反省文&起きレポ」閲覧です。







アラーム開始時間を設定したら、解除の設定をしましょう。

・家の場所…マップから選択。右上のボタンタップで現在地取得。
・家から離れる距離…「家から何メートル離れれば、送信を解除できるか」を設定。
・家を出るまでの制限時間…アラーム鳴動から、上記距離まで離れる間の猶予。

「家を出るまで」というのが玄関のドアを開けた時点ではない、という点に注意です。


自分の場合、8時起床で9時に家を出ればギリギリセーフですが、余裕のある1本前の電車に乗るため8時45分に出ています。

ということで、「8時にアラームが鳴り、8時50分までに家から100m離れないと反省文送信」という設定にしました。(画像では都合上、駅を自宅として過程しています)





そしてメッセージ設定も行ないます。

寝坊した際の「反省文」は必須で、ちゃんと家を出られた際の「起きレポ」も任意で設定できます。

Twitterのアカウントを設定し、さっそく反省文を書きましょう。投稿時のダメージが大きいほど早起きへのプレッシャーになるので、絶対に送信されたくないような内容にしましょう。

SMSも利用できるので簡易的な遅刻連絡として使用したり、「上司の携帯に反省文を提出」という禁断の手段も使えるかもしれません。

あとはアラーム音などを設定し、アラームを有効にしましょう。







翌朝8時。アラームが鳴り出し、カウントダウンと地図が表示されました。

「スヌーズ解除」でアラーム音は止まりますが、カウントダウンは続行。時間内に地図上の赤い範囲から出られなければ反省文送信、脱出すれば解除できます。

今日は無事に家から離れられました。設定していればTwitterに「起きレポ」が投稿されます。







前日の成功で気が緩んだのか、翌朝は完全に寝坊。
時間内に家を出ることができず、Twitterに反省文が投稿されてしまいました…。

公開設定によってはフォロアーはもちろん、全世界の人に自分の寝坊を晒すことになります。

この過ちを絶対に繰り返さないよう、反省文の内容をさらにダメージの高いものに変えるのも良いでしょう。







さらに翌日。今日は少しだけ寝坊してしまい、家を出たのが48分。
道すがら「もう起きてるし、ちゃんと間に合うから!」と思ったのですが、当然カウントダウンを止めるボタンはなし。

タスクマネージャーで強制終了しようにも、アラーム起動中は戻るキーでもHomeキーでもすぐに元の画面に戻されてしまいます。

そこで仕方なく、端末の電源を切ることに。







結局ギリギリの電車に乗れたので、会社には間に合いそうです。
電車内で電源を入れ直し、何気なくTwitterを見たら…なんと今回も自分の反省文が投稿されていました。

そう、本アプリは電源を切ろうが、電池を抜こうが問答無用で反省文が送信されるという、もはや執念すら感じる仕様となっています。

一度アラームが作動したら反省文を止める手立てはただ一つ「制限時間までに家から離れること」のみ。
呪うべきは情け容赦ない本アプリか、寝坊した自分か…やっぱり自分ですよね。







なお「t」ボタンで、他のユーザーの「反省文&起きレポ」を見ることができます。

読んでいるだけで面白くもあり、ここに反省文が載って自分の醜態が衆目にさらされると思うと恐ろしくもあります。

たまにここを見て、早起きへの決意を改めて心に誓いましょう。


新入社員は「入社一ヶ月くらいで初遅刻」が多いと聞きましたが、仕事に慣れ始め、緊張感が途切れかける時期と重なるのでしょう。
「フォロアー+同アプリユーザーに痴態を晒しかねない」という緊張感を毎朝維持できる本アプリは、まさに「究極のアラーム」と言えるかもしれません。

ただし気にし過ぎて不眠症になっては逆効果なので、あくまで楽しむ心を忘れずに!