『ミンナの電池』は、バッテリーのログ情報などをユーザー同士で共有することもできる、バッテリー管理アプリです。
スマートフォンでの大きな懸念事項としては、やはり”バッテリー持ち時間”があげられます。
カタログでは「○時間」と表記されていても、使い方によって大きく変わるので不安はぬぐえません。
そこで、「実測のバッテリー情報をみんなで共有しよう!」という発想の元に生まれたのが本アプリです。
普段はオフラインのバッテリー管理アプリとして動作し、オンラインボタンを押せば情報を共有したり参照することができます。
まずは、通常のバッテリーチェッカーとしての部分を見ていきましょう。
トップ画面には1%ごとの変化が記録され、一覧で表示されます。
画面の輝度や空きメモリ、起動アプリ・サービス数なども記録され、バッテリー管理アプリとしても高機能な一面も持っています。
記録する項目は、設定画面から変更することもできます。
「残量グラフ」では、バッテリー残量の変化をグラフとして表示することができます。
ここでの大きな魅力は、「空きメモリ容量」や「温度」などを対比項目として表示することができることです。
グラフをみると空きメモリが減っているときに、バッテリーを消耗しているのが分かります。
急激にバッテリーの減りが早くなった時などに、分析することができますね。
「CPUグラフ」では、CPU(情報を処理する部分)の使用率をグラフで表示することができます。
例えば、CPUの使用率が高ければバッテリーの消費が早くなります。
アプリごとの使用率を参照することもできるので、いわゆる”暴走”しているアプリなどを見つけるのに重宝します。
それでは本アプリ最大の魅力、バッテリー情報の共有機能を使用してみましょう。
トップ画面右上の地球のアイコンをタップすると、確認メッセージが表示されます。
自分の端末のバッテリー情報が送信されても良ければ「OK」、公開したくない場合は「参照のみ」を選択しましょう。
データーベースに接続すると、他のユーザーの端末が一覧で表示されます。
リストの中から端末をタップすれば、先ほどと同じようにバッテリー情報を参照することができます。
購入予定の端末のバッテリー持ちを見たり、同じ端末を持っている人の情報を見ることができるのは、とても有益ですね!
なお、標準設定ではバッテリー情報のみ共有する設定になっていますが、設定を変更することでWi-FiやGPS、起動アプリ数などの情報も共有することができます。
バッテリー情報を共有できるのは、多くのAndroidユーザーにとって大変魅力的なのではないでしょうか。
バッテリー管理アプリとしての機能も優れていて、バッテリー持ちに悩むユーザーの強い味方になってくれます。
本アプリが広まって、多くのバッテリー情報が共有されることに期待です!