世界中には様々な国家が存在し、当然その国々には、やはり様々な謂れのある国旗があるわけです。
アメリカやイギリスなど、馴染みの深い国の国旗であれば、見ただけでその国の場所や首都まで言い当てられるでしょう。
しかし南米や太平洋の赤道直下の国家、中央アジアにアフリカとなると、国旗を見ても首都どころか国名さえも分からないケースがほとんど。
そんな世界の国々を、まず国旗から知ろうじゃありませんか!と勢い込んで紹介するのが『ワルコレ – world collections -』です!
まずは国旗集めからスタートせよ
このアプリはクイズ方式で国旗を当てて、しかもその国の基本情報を知ろうという「国旗コレクション」アプリです。
クイズ方式とは書きましたが、ゲーム感覚でらくらく…という余裕はありませんよ!4択の回答以外は何のヒントもなし。
正答も、当てない限りは分からないという、まさしく知恵と、そして直観力だけが物をいうアプリなのです。
まずはスタート画面から「クイズ」をタップしてスタートです。
4択の中から選ぶこと自体が至難の技だ
国旗だけ見て当てるというのは、よほど目にする機会の多い国でないと正直難しいです。
しかも4択から選ぶというのは、偶発的に当てるのも難しい技。
この二つの国旗、分かりますでしょうか?困るのは4択に表示されている国名の中に、1度も耳にしたことの無いような国名もあること!
しかし、国旗は元々その国の成り立ちなどを意匠化した物がほとんど。ですから良く見ればヒントは国旗そのものに隠されています。
国旗のデザインも回答へのヒントとしよう
ちなみに、この国旗には…英連邦加盟国の証であるユニオンジャックがついています。国旗のベースは水色なので、大きな海洋に位置する国であると推測できますね。
また、4択中の国家でルーマニアやモンテネグロはヨーロッパ圏の国家。トルクメニスタンは「トルクメン人の国」を意味します。そういった国家は中央アジアや中東に多いわけで、国旗に水色はあまり使われません。
つまり正解は「ツバル」です!
クイズは10問ごとにいったん終了し、正答した国旗は「コレクション」に収録されます。
10問ごとなので、通勤中の電車の中などのちょっとした空き時間に考えながら答えていくことができます。
コレクションで国家情報をチェックしよう
「コレクション」の画面です。正答した国旗だけ見えているのがお分かりだと思います。
これが全部国旗で埋め尽くされるのはいつの日でしょうか…。
国旗をタップすると、その国の基本情報が閲覧できます。
南米のエクアドルはインカ帝国にも縁あり
「エクアドル」は南米の国々の中でも、日本人にとってはよく知られた国家でしょう。
公用語がスペイン語なのはスペイン植民地時代の名残と推察できます。古くはインカ文明との縁も深い地域だそうです。
国情報の画面内の「Map」をタップすると、Googleマップが起動します。
キルギスはどこにあるのか調べてみる
「キルギス」はあまり馴染みのある国家ではありません。公用語にロシア語があるとすると、旧ソ連に関係する国であろうと思われますが…。
また、「キルギス」の直下に漢字のような、中国と隣接していることを思わせる地名表記が見て取れます。
このGoogleマップを見ても、いまひとつ分かりませんね。Googleマップですからもちろん、ピンチズーム機能で縮小が可能ですよ!
ほどよい縮尺にすると…ようやく具体的な位置が判明しました。まさしく中央アジアといった感じです。
近隣諸国に「カザフスタン」や「ウズベキスタン」、先ほど名前のみ出てきた「トルクメニスタン」があります。
やはり旧ソ連邦に属し、「キルギスタン」との通称もあったそうです。
このアプリは非常に奥が深く無駄がない、硬派で男らしい学習アプリと言えます。こういう形で国際情勢に興味を持つのも非常に面白く、お子さんの知育アプリにもいいかもしれませんね。