Android 4.0の話題で盛り上がっていたら、すっかり年の瀬の声まで聞こえる季節!
こうなると仲間内で忘年会だ!年忘れだ!と大騒ぎのひとつもしたくなりますが、それ以外にもクリスマスなど「女の子」と係わり合いになるイベントだって絶賛待機中です。
男同士や仲間内なら、ビールや発泡酒でリーズナブルに飲むのもいいですが、お近づきになりたい女性や彼女とツーショットで飲むなら、カクテルの1杯や2杯を嗜むくらいの懐具合の深さと広さは持ち合わせていたいもの。
そんな人生におけるそこそこの勝負の席にて、Android男子の強い味方になるのが『カクテルレシピ カクテルの作り方(ベータ版ver2)』です。
粋と男気で飲むカクテルの魅力とは
『カクテルレシピ カクテルの作り方(ベータ版ver2)』は、カクテルの作り方や、そのカクテルの歴史に付いて解説してくれるアプリです。
最近では缶飲料などの製品化もされていますが、カクテルといえば本来はバーのカウンターで飲みたいもの。
ただ、そこは初心者にとってはちょっと敷居の高い空間でもあります。
ですから、まずはこのアプリでカクテルを勉強してみてください。
まずはカクテルのリスト画面から始まります。このアプリに収録されているカクテルは全部で83種類(レビュー時点)。
カクテル名のABC順にリスト化されています。順々に読んでいっても良いですし、画面上部のアルファベット項目をタップして見ていっても良いでしょう。
リスト項目で気になったカクテルをタップすると、更にそのカクテルの詳細が分かります。
ハードボイルド探偵とカクテルの蜜月を知る
それでは、アプリに掲載されているカクテルから、ほんの一部ですが紹介したいと思います。
まずは「ギムレット」。アプリにも記載されていますが、ハードボイルド小説の始祖の一人、レイモンド・チャンドラー作の「長いお別れ」に登場するカクテルです。
主人公の嗜好や趣味を細かく描写するハードボイルド小説では、単に趣味の問題や、物語の中のキーワードとなるものまで、様々なカクテルやアルコールが登場します。
「ジンライム」は意外と古くから知られているカクテルのひとつではないでしょうか?
この「ジンライム」はカクテルといっても、シェイカーを振って作るカクテルではありません。
そして、実は同じ材料でシェイクすると、なぜか「ギムレット」になります。このあたりの製法のこだわりというのは非常に興味深いです。
西と東の女王対決は甘く染み渡る
「マンハッタン」は、アメリカはニューヨークの、あのマンハッタンの夕日をモチーフに作られた…とも言われていますが、他にも様々な由来が存在します。
中には「ウィンストン・チャーチルの母親が考案者」という話もあり、非常にロマンチックです。ちなみに「マンハッタン」は「カクテルの女王」と言われるほど有名なカクテル。
同じく「女王」なら負けていない(?)のが「楊貴妃」。ライチ・リキュールが決め手のカクテル。
どちらのカクテルも気位の高そうな女性に似合いそうですね。
和製カクテルだって奮闘中です!
「カクテル=欧米」といった考えは、実はすでに古いかもしれません。
例えばこの「雪国」などのように、日本発の日本人の嗜好に合ったカクテルも存在します。
しかも生まれが1953年というのですから、カクテル道は奥が深いです。
このアプリには、他にも様々なカクテルが掲載されています。
各々のカクテルの由来などは、読み物としても興味深く面白いですよ。
ちょっときどったバーでカクテルを傾けながら、このアプリで得た知識をさりげなく語れば、意中のあの子もメロメロに酔わせられる…かも?